『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン2、1話~12話(最終回)までのあらすじと感想 *ネタバレあり

第7話 あらすじ

ジュソクは、パク・ソンウクを殺害し、魂を吸い込み、悪霊の力を強めた。ムンはジュソクと戦ったが、とどめを刺すことができなかった。そこにピルグァンが現れジュソクを取り戻した。

ハナはジュソクの念力で重傷を負った。ゲーリーが現れ、ハナは窮地に立ったが「私には仲間がいる」と言うと同時に、モタクたちが助けに来て、ゲーリーは逃げた。

チュさんの懸命の治療で、ハナは命を取り留めた。

モタクはムンがジュソクを倒すのを躊躇したことを見抜いていた。「次はためらうな」と言った。


ピルグァンは、ジュソクの中の悪霊から「まだマ・ジュソクの意思が強くて、完全に覚醒していない」と聞いた。

ピルグァンは目覚めたジュソクに「俺も白頭企画建設被害者だ。最初は復讐だけのつもりだったが、邪魔する人間がいた。復讐のためにまずそいつらを殺すべき」とカウンターたちが敵だと植え付けた。そして「代表のイ・チュンジェが生きている」と言った。

ジュソクは、2年前、妻のミンジが土下座してイに「お金を返してください」と頼んだ時、彼女が受けた屈辱を思い出した。あれから妻は精神を病んだ。


窿では、ジュソクが急激に悪霊の力が強くなったことを懸念していた。しかし、ジュソクに真実を教えない方がいいと。ファンと戦えば、どちらが勝っても2つの悪霊が1つになり、悪霊が”地(タン)”を呼べるようになるかもしれないから。彼らはカウンターにそのことを伝えた。


イ・チュンジェは、次の詐欺案件、”チュンジン3区”の同意書に署名させろと部下にプッシュした。

モタクはジョクポンを”チェンジン3区の事務所”に行かせ、ビデオを撮らせて内偵していた。

カウンターたちは、”イ・チュンジェを捕まえること”と、第2のジュソクを作らないために”住民たちが詐欺事件の被害者になるのを阻止する”という2つを確認した。

チェンジン3区の事務所は、”バトミントンクラブ”に変わっていた。住民たちを集めて、携帯を取り上げ、外から鍵がかけられた。

住民たちは「家か土地の所有権がある人は売買契約書に署名、どちらもない人は3日以内に引越し」といきなり言われた。

カウンターたちが入ってきて、住民を非難させて、詐欺師たちを痛めつけた。

しかしイム・ジェヨルが逃げた。チュさんは彼を追ったが、彼の顔を見てにがした。

そこにパク・ドフィが警官と来た。ドフィは、ピアノの教え子が変な説明会に行くのを不審に思い、警官を連れてきたのだった。

ドフィは、ハナたちと、捕まえられた詐欺師たちを見て驚いた。

カウンターたちはドフィを交えて食事、ハナの恋人の彼に興味津々、ジャクポンだけがうなだれていた。

ハナはドフィを送って行った。二人の微笑ましい様子をゲーリーが見ていた。


翌日、チュさんは、イム・ジェヨルを待ち伏せ、食事を食べさせた。

イ・チュンジェは、ジェヨルが警察に寝返ったと報告を受けてた。

ジェヨルは兄貴分に殺されそうになったが、チュさんが助けた。

ジュソクは、イ・チュンジェの死亡診断書を書いた医師を襲い、記憶を読み、彼が偽の診断書を書いたことを確認した。

ムンたちは、ジュソクより早くイ・チュンジェを見つけようと急いだ。

ハナはドフィからメールを受け取り、待ち合わせ場所へ。ドフィは花束を持っていた。二人は懐かしい高校を散歩した。

ハナは突然「ここで始まったから、ここで終わりにしよう」と歩きだしたが、後ろで音が。振り返ると、ゲーリーがドフィの首を絞めていた。

ハナはゲーリーと戦い目をやられた。ドフィがハナを助けようとして、ゲーリーに爪で刺され倒れた。

感 想

イ・チュンジェが、ジュソクの妻のミンジにしたことも許せない。また詐欺で人々を苦しめようとしていたが、カウンターたちが阻止できたのは、よかったです。

ゲーリーも、卑劣な悪霊。それにしても、ドフィを傷つけるのは、酷すぎで。

ムンは、いい人だった”ジュソクさん”が悪霊になってしまい、彼と戦うのが、苦しそうです。

第8話 あらすじ

ハナとゲーリーが戦っているところに、ピルグァンがきて、念力で2人の首を絞めた。彼は2人を殺して、その魂と吸い取るつもりだった。

ハナはドフィに近寄ったピルグアンを念力で飛ばし、助けを呼んだ。

隠れ家に連れて戻り、チュさんが、ドフィを治療した。ゲーリーの記憶は消したようだが。

ハナは、ドフィが混乱したり、危険な目に遭わないように、彼の高校時代からの記憶も全て消した。ハナは泣いた、、。

その後、ピアノ教室の前でドフィに会ったが、彼はハナに気づかなかった、、。


イ・チュンジェは、護衛に頑強な外国人を3人雇った。

手下が、イム・ジェヨルを連れてきた。イは「自分でしたことは自分で片付けろ」とチュとモタクを誘き寄せるように指図した。

チュさんはジェヨルの家に行き、彼のおばあさんの命日だと知り、法事のお供えを手伝った。ジョエルがジュースをくれたが、睡眠薬が入っていた。チュさんは気絶し、人気のない小屋で気づいた。イの子分が「モタクを呼べ」と言った。モタクが来て、頑強な外国人の護衛もまとめて倒した。

モタクたちは、子分を車に乗せて、イがいる閉鎖したゴルフ場に誘導させた。

一方、ジェヨルは、ジュソクから、イ・チュンジェの居場所を白状させられた。

ジュソクが先にゴルフ場に到着し、イを殺そうとしたが、モタクが来て、ジュソクを阻止した。

その間にイは逃げた。ジュソクはモタクを殺さなかった。イを追いかけ殺そうとしたが、モタクの拳銃で邪魔された。

ジュソクの中の悪霊が「情けない、お前を止める奴を生かしておくな」とジュソクを責めた。

ジュソクは、カウンターたちを殺すと決心し、ピルグァンに会った。


重傷を負ったモタクは、チュさんに治療を受けた。

結局、イ・チュンジェはうまく逃げた。マ・ジュソクの殺人を止められたのは不幸中の幸いだったとカウンターたちは元気を出そうとした。

モタクは「ジュソクは、恨みの対象以外にも容赦がなくなった」とみんなに警告した。

ムンは祖父からの電話で、祖母に会いに来た。祖母は「お兄さんに会いたい」と駄々をこねていた。祖父は「明日来るよ」となだめたが、ムンは「お祖母ちゃん、お兄さんはもう来ないんだ。ジュソクさんは来ない、だからもう待つのはよそう」と祖母を抱きしめ、二人で泣いた。


ジュクポンは、悪霊たちのを見つけるために、ホテルが乱立している場所を歩いた。

強烈なニオイを感じた。ハナも、同じ場所をジュソクが踏んだ”と察知した。

”チェンジ2街のホテル”、ジュソクは最上階の123階に上がった。

ムンたちカウンターはホテルに来たが、ジュクポンは悪霊のニオイがしない。

ハナが123階を押した、、エレベーターが上階に上がるに連れて、ニオイが近くなってきた。地上では距離がニオイを感じる距離が遠すぎたのだ。ジュソクとファンの2つの強烈なニオイがした。

カウンターたちも123階に到着した。ムンが地(タン)を呼んだが、見えない、、。ビルが高すぎて、タンが呼べないと分かった時、ファンとジュソクが出てきた。地(タン)なしで悪霊たちと戦うのは難しい、、。

ムンがジュソクと戦い、残り4人がファンと戦ったが。

そこにゲーリーが来た。彼女はムンを襲い彼の記憶を読んだ。”交通事故に遭って病院に寝ていたところから、ウィゲンの魂が入り、彼がカウンターに生まれ変わったところ”。ゲーリーは自力ではムンを殺せないから、生まれ変わった時の記憶を消した。ムンは、彼の髪の毛が直毛になり、力を失って倒れた。

感 想

ドフィの記憶を、ハナが全て消す場面、ハナと再会してからだけではなく、高校生の時にハナに会った記憶まで、全て、、これは悲しかったですね。

マ・ジュソクは、カウンターたちを倒すと決心してしまった。イ・チュンジェ(最低なヤツ)の殺害を邪魔したから。いい人、ジュソクさんは、ほんとにもういなくなってしまったのでしょうか?

ゲーリー、ムンの記憶を消し、彼の能力を消してしまった、、こんなことができるのか?


第9話 あらすじ

ゲーリーに記憶を消され、ムンはカウンターの能力を失い倒れた。

仲間たちは、ムンを助けたいが、ピググァンとジュソクと戦わなくてはならなかった。

機関銃をもったジャンムル会長が助っ人に来た。カウンターたちは無事、ムンを隠れ家に連れ戻すことができたが、ムンは眠ったままだった。

カウンターたちは窿ユンで対策を話し会った。

ウィゲンは、ムンが眠ってしまったので、”ホワイトグランド(昏睡状態の人間だけが入れる場所)”に閉じ込められていた。

ムンは2つの記憶を完全に消されていた。ウィゲンがムンに入った時幼い頃 昏睡から覚めた時の生まれ変わった2つの記憶が消されていた。


ジャンムル会長は、ムンの幼なじみのジュヨンとウンミンに来てもらった。ジュヨンは、点滴や栄養が必要、体を拭いてと、テキパキとカウンターたちに指示をした。

ムンは眠っているが昏睡状態ではない。魂はムンの体に残っている。

ハナは、ムンを呼び戻すために、彼の記憶の中に入っていったが、ムンはハナを知らないと言い、「みんな死ぬ、僕の側にくると」と走って逃げた。

ハナは、カウンターたちと窿に行き、ムンの様子を伝えた。

「ムンが目覚めるかどうかは彼の意志次第」とスホが言うと、「それなら大丈夫、ムンは誰よりも強い」とチュさんは力強く言った。


カウンターたちは、ムンが目覚める前に、イ・チュンジェを捕まえるために動きだした。

チュさんはイム・ジェヨルのアパートに行ったが留守、彼が祖母の家にいると目星をつけ、ビンゴ!悪夢で目覚めたジェヨルをご飯に連れて行った。

彼はチュさんを売ったことを後悔していた。「子供の頃、助けてくれたのはおばさんだね」と言い、チュさんは「まだ間に合うと伝えたかった」と言った。

「イ・チュンジェは今夜密航する」と聞きたチュさんがモタクに電話している隙に、ジュヨルはいなくなった。


カウンターたちは、今夜、イ・チュンジェを捕まえ、1200億を取り戻し、ゲーリーを召喚すると決めた。”We can do it!”と自分たちを鼓舞した。

イ・チュンジェは、コンテナーが並ぶ埠頭に来て、カネを確かめた。そこにゲーリーが現れ、すぐにカウンターたちも現れた。

モタクとチュさんがイを追いかけ、ハナとジョクポンがゲーリーと戦った。

イはピストルを持っていた。チュさんが打たれそうになったのを、ジェヨルがかばって撃たれた。モタクがイを捕まえた。

ハナは計画通り、ゲーリーをコンテナーの中におびき寄せた。ジョクボンがゲーリーが逃げないように外から鍵をかけた。片目のゲーリーは暗闇で感覚が分からない。激しい戦いの末、ハナがゲーリーを倒して、召喚した。

ゲーリーはパトカーに乗せられ警察に向かっていたが、ピルグァン現れ、ゲーリーの首を絞め彼女の魂を吸った。


ムンのお祖母さんの目の前に、ジュソクが立っていた。「お兄さん」と彼女は向かっていった。お祖父さんはいなくなったお祖母さんを捜していたが、警察に保護されていた。心配したジャンムル会長が、2人を家に送った。ジュソクが待っていて、会長の首を絞め記憶を読み、カウンターたちの隠れ家を知った。


隠れ家を知られたカウンターたち、ハナがもう一度、ムンを呼んでくると彼の記憶に入った。

過去の悪霊、ピルグァン、ジュソク、ゲーリーがムンの側に来て「お前のせいで周りの人間が死ぬ」と呪いの言葉を言った。

ムンの記憶に、ホテルの最上階で、カウンターたちが死んでいる映像があった。

ハナは「みんな生きている」と言ったが信じない。彼女はムンの頭に手を置き、カウンターになった日から今まで一緒に過ごした日々の記憶を呼び戻したが、なおムンは、帰らないと、行ってしまった。彼は戻って来たのは、子供の時に父母の車に乗って交通事故にあった場所。トラックが向かって来ている、、ハナは必死で彼を呼び戻した。その時ムンは念力を使い、トラックを止めた。ハナはムンを抱きしめて涙を流した、、。

ハナがムンの記憶から戻った時、虹色のタンが立った。

ムンはウィゲンに手を伸ばして「待たせてごめんね」と言った。ウィゲンがムンの手を取ると、彼の直毛がクリクリになった。

眠っていたムンの髪もクリクリになった😆

「そろそろ起きていいですか?」ムンが目を開けて言った。ベッドで見守っていた仲間たちは歓喜した!!!

感 想

9話、良かったですね!

ムンとウィゲンがいない状況で、カウンターたちと窿の人たちが、今すべきことを話あって実行しました。

カウンターたちは、ムンに守ってもらうんじゃなく、自分たちがムンを守るんだと力を合わせて戦い、イを捕まえ、ゲーリーを召喚しました。

ハナさんがムンを迎えに行き、ムンが帰ると決めた時、まず街に虹色のタンが立ち、ムンの髪の毛がクリクリになるという演出がよかったです!

ラスト、みんなの喜びが溢れた素晴らしいシーンでした😁😭

第10話 あらすじ

マ・ジュソクは、お祖母さんを助けた時、ムンが本当に喜んだことを思い出し、罪悪感にかられた。「俺は復讐さえすればいい」とピルグァンとはたもとをわかとうとした。

ファンは、ジュソクを倒し能力を得ようとしたが、反対に倒された。ジュソクの中の悪霊は、ジュソクが思い通りになったことに興奮していた。


ムンは、眠っている間に、お祖母さんがジュソクに会ったと聞き、お祖母さんに会いに来た。お祖母さんに触れると、ジュソクが穏やかにお祖母さんと話している映像が見えた。


イ・チュンジェの刑務所への移送日、モタクも移送車に乗った。カウンターたちは、別の車で尾行し、ムンは刑務所で待機していた。

途中、移送車はジュソクに乗っ取られた。念力で刑務官たちとモタクを下ろし、ミンジの納骨堂に車を停めた。ジュソクは車にガスを充満させ、イと爆死しようとしていた。

入院中のジュソクの母は、イが逮捕されたニュースを見て、ミジンの納骨堂に報告に来ていた。

外のバスにジュソクが乗っていると知り、必死で彼を止めた。その間にイはバスの窓ガラスを割り逃げたが、カウンターたちに捕まった。

ジュソクは、母の首を絞めていた、、彼の意思に反して。悪霊に乗っ取られた体が、母の首を絞め、母は瀕死状態、ムンが念力で離して、お母さんを助けた。

お母さんはチュさんに治療を受け、記憶を消されて、病院に戻った。

ジュソクは、ガラスのかけらを握り締め、ムンの首に刺そうとした。中の悪霊がそそのかしていた。ジュソクは「おかしい、何がかちがう」と必死であらがい、ガラスの先を自分に向けた。モタクがジュソクにピストルを撃ち、彼は逃げた。

カウンターたちは、ジュソクは地の力を受け、かれの中の悪霊が支配力を強めている、これからは、復讐以外の人物も攻撃するだろうと恐れた。

しかしムンは、まだ彼が完全には悪霊に支配されていないことを知っていた。

モタクは「ジュソクを逃した」とムンを責め、ムンは「完全な悪霊ではなかった」と反論した。


ムンは、病院でジュソクのお母さんに付き添っていた。

「幼ないジュソクが児童擁護施設に来た頃、何ヶ月も眺めのいい丘に座ってた、お母さんが来るからと。丘から下りてこさせたのがミジンだった。今はミジンがいないから、誰も下ろせる人がいない」とお母さんは泣いた。


イ・チュンジェは、モタクに「詐欺事件の黒幕はファンだ。証拠をやるから、俺をジュソクから守れ」と言い、証拠の動画を見せた。

カウンターたちは、この動画が世間に出回ったら、マの矛先はファンに向く、と恐れた。

ムンは「俺たちでジュソクを説得できないか。本人が一番戻りたがっているかも」と言い、タンを利用することにした。

ムンはジュソクの母の病院から、タンでジュソクを呼んだ。

「ジュソクさん、お母さんは大丈夫です。悪霊になることを望んでいませんね。丘から降りてきて、協力するから。諦めないで、僕も決して諦めません」と必死で説得した。ムンの思いがジュソクに通じた。彼は立ち上がり、彼の中の悪霊は元の場所に下がって姿が見えなくなった、、が。


ファンは、イ・チュンジェの入院先で彼の命を奪い、イの首を箱に入れて放送局に乱入した。「”白頭企画建設詐欺事件の結末”を話します」と生放送が始まった。そこにジュソクが現れた。

「マ・ジュソクの妻とお腹の子供を殺したのは私。それが真実だ」とファンは言った。

ジュソクは、ファンの首を絞めた、妻が亡くなる場面が見えた。彼は怒りで、ファンの首を捻って殺し、、彼の霊を吸い込んだ、、。

ジュソクの中にいた悪霊が生きを吹き返して来たが、その後ろに、もう一人の悪霊が、それが前の悪霊を倒した、、ジュソクの体を支配した悪霊はファンだった。

感 想

ワァーー、最後、こう来たか、と、人の想像力って、すごいですね。

コールタールのような黒~い沼のような場所で、2人の悪霊が戦って、ファンの悪霊がマ・ジュソクを支配したとは!

ジュソクさん、悪霊に支配されそうになりながらも、残っている良心で必死であらがい、ムンの説得も通じたのですが。真実を知り、怒りでファンを殺したが、、ファンに支配されるというドンデン返し。ただただ驚きました、、。

第11話 あらすじ

マ・ジュソクは、妻のミンジとお腹の子供を殺したのは真犯人はファンだったと知り、彼を殺し、魂を吸いこんだ。しかしこれがファンの最後の計画だった。ジュソクの体を乗っ取り、彼の能力を使い、悪霊として生き残るための。

カウンターたちは窿に集まり今後の対策を話し合った。ウィゲンは「”完全な悪”になったジュソクに召喚は無意味、確認次第、射殺を命じる」と言ったが、、。

諦められないムンは、危険を承知で、地を呼び、ハナの力を借り、悪霊の中に入った。

悪霊は、ジュソクの外見をしているが、中身はファンだった。ファンはムンを、悪霊の真っ黒な池(?)に誘い込み、ムンを池に沈めて殺そうとした。その時「ムン、ここから出ろ」とジュソクの声がして明かりが見えた。ムンは光の方に向かい、息を吹き返した。

ムンは窿に行き、「ジュソクが僕を助けてくれた、悪霊の中にジュソクが残っている可能性がある」とウィゲンを説得しようとしたが、彼女の”射殺命令”は変わらなかった。


警察には、マ・ジュソクの目撃情報が相次いだ。モタクは、裏を取るためにハヌルと出かけた。

ハヌルは結婚式の招待状をデスクに入れているが、緊急状況で誰にも渡せない。モタクはそのことを知っていて、招待状を車の中で受け取った。

目撃情報のリストの最後は、詐欺師の白頭企画建設の事務所だった。

モタクが気づいた時、ハヌルが拳銃を自分自身に向けていた。ジュソクの仕業だった。モタクがピストルで彼を撃ったが、彼の体はピストルの弾を弾き返した。

激しい攻防、ハヌルはモタクを助けようとしてジュソクに殺された、、。

怒りと悲しみで張り裂けそうなモタクは、アジトにもどり、機関銃を取りだした。

カウンターのメンバーたちがモタクを止めようとした。

ムンが「まだ機会がある、内面に残っているジュソクさんが、僕を救ってくれた。召喚して全員を救う機会がある」と言うと、モタクはムンを殴って「ハヌルが、死んだーー」、ムンは絶句した。「あいつが殺した。俺があの野郎を殺す」と叫んで出て行った。

一人で行こうとするモタクの車にハナが乗った。

モタクとハナは、白頭企画建設にもどったが、ジュソクの姿はなく、ハヌルも消えていた。


翌日は、ムンは、ジュソクのお母さんのお見舞いに行った。ムンはジュソクとの楽しかった思い出からハヌルの死のことを思い、涙にくれた。

モタクとハナは1本の電話で、緊急医療センターに行った。ハヌルが生きていて、ベッドに寝ていた。ハナが彼の頭に手を当てて記憶を読んだ。

ハヌルを殺したはずのジュソクが「生きろ」と手当して、ハヌルが息を吹き返したのだ。

ハナは「ムンの言った通りだった、マ・ジュソクがこの人を助けた」とモタクに話し、モタクはただただ泣いた。


アジトでは、チュさんと会長がハナたちのために食事を作っていたが、突然、ジョングクが激しい嘔吐を、、マ・ジュソクのニオイ、彼がアジトに来たのだ。

3人はジムの下に隠れた。ムン、ハナとモタクがアジトに向かっていた。

会長はジュクポンに、自爆装置の場所と操作方法を教えて、防火壁が降りる前にチュさんを連れて逃げるように言ったが、ジュソクに見つかり、3人とも危機に。そこにムンが来た。

ムンが装置を操作し、3人を防火壁の外に押し出した。1人残りジュソクと戦ったが危機、、その時、防火壁を押し上げて、カウンターたちが戻って来た。

ハナがムンに「悪霊の内面にジュソクの意思が残っている」と言い、モタクが「作戦変更、召喚するぞ」と言った。

爆破までの残り時間4分!

感 想

ハヌルが死んだ時は、エッエッーー、ここまでする必要?悲しすぎ😭、と思いました。シーズン1で、モタクの恋人が殺されてしまうという悲しいエビソードがあり、ハヌルは彼女のただ一人の部下だったから余計に。

モタクが機関銃を取りにアジトに戻り、ムンが「諦めない」とモタクに反発した時は、完全にモタクに感情移入。しかしジュソクの意思が残っっていて、ハヌルを助け、生きていて、ほんと良かったです。

カウンターたちがそれぞれ仲間を思いやる気持ちが、尊いです。

第12話 (最終回) あらすじ

爆発まで残り時間4分、カウンターたちは、マ・ジュソクの体を乗っ取った”完全な悪”ファン・ピルグァンと闘ったが、彼の力はすざまじい。

ムンは、マ・ジュソクを見つけ、ファンを召喚するために、地を呼んで、悪霊の中に入ったが、ファンにやり込められた。。

外では、ジュソクの姿をしたファンに、4人のカウンターたちが念力で宙吊りにされ、自分で自分の首を絞めていた。

ムンは内でファンに首を絞められ、外で意識を失ったままジュソク(ファン)に首を絞められていた。

絶対絶命、、

内のムンが必死で「ジュソクさん、助けてください」と心の中で助けを呼んだ。

ムンの目から涙が一粒、真っ黒な水面に落ちた、、突然、おびただしい光が現れ、悪霊のファンは目がくらみ、ムンを離した。

外のカウンターたちも念力が解け、地上に落ちた。

外のジュソクの体からファンが消え、本来のジュソクが現れた。ジュソクはファンを道連れに死のうとしたが、ムンが内でファンを召喚した。

ムンはやり遂げ、外の世界も、おびただしい光に満ちた。

ハナがムンを触り、内で、ファンを召喚したとみんなに知らせた。

ムンはまだ内でジュソクを捜していた。ジュソクたちが入ろうとしていたマンション(詐欺物件)の部屋から灯りが見えていた。ジュソクはそこに一人でポツンといた。ミンジと子供の写真があった。そのビルは倒壊を初めていたが、ジュソクはそこに留まろうとしていた。

ムンは「ミンジさんに会わせます。諦めないで、生きてほしい」と泣きながらジュソクを説得した。

ムンが目覚めた、と同時にジュソクも目覚めた。チュさんが、ジュソクの悪霊の時の記憶を消した。


悪霊ファン・ピルグァンは、窿に呼ばれた。ウィゲンとムンによって、二度と出られない地獄に閉じ込められた。

ピルグァンに飲み込まれていた中国のカウンターの魂は救出され、窿でチュさんたちと再会できた。


ジュソクは手錠を掛けられ、モタクの運転で警察署にきた。ジュソクのお母さんとムンが入り口で待っていた。母は、泣きながらジュソクに微笑んだ、ジュソクの目にも涙が。

ムンはウィゲンに、「ジュソクさんに約束した。ミジンさんに会わせると、希望をあげたいんです。家族が恋しい気持ち、ウィゲンさんもわかるでしょ」とお願いした。


ムンはジュソクに面会に行った。

その夜、ムンは地を呼んだ。

ジュソクは、美しい道を歩き”天使たちの家”に入っていった。

子供の自分とミジンが将来の夢を話していた。

そしてミジンが現れた。彼はミジンに触れ、二人は抱き合った。「ジュソクさん、しっかり生きてね。うんと楽しく過ごして、ゆっくり来るのよ。つらい時には私を思い出して」ミジンは言って、微笑み、二人はベンチに座って話した。


ムンは窿からの”派遣命令”で、海外に行った。海外のカウンターたちのレベルを上げるために。

6ヶ月後、韓国のカウンターたちは変わりなく過ごしていた。

ト・ハナは、ピアノ教室の前で、ドフィに声をかけられた。彼はハナを覚えていないが、2人はまた新しく出会ったようだ。

モタクは、カウンターと警察の二重業務で相変わらず不満タラタラ。後輩のハヌルには赤ちゃんができたようだ。

チュさんは、イム・ジェヨルを息子のように世話している。彼が”高卒認定”に合格して、チュさんは大喜び。

ジョクボンは、ジュソクさんがいない間、ムンのお祖母さんの”お兄さん”になって、お世話している。

ムンのお祖母さんもお祖父さんも、ジュソクのお母さんも、みんな元気。


ムンはドイツのカフェで、素敵なオーナーの女性と友達になった、名前は”ジェイド”。

彼は、窿のウィゲンと話し、「友達を紹介するから目をつぶって」と言った。

ウィゲンが目を開けると、ジェイドが立っていた、ウィゲンの娘、、二人は泣きながら抱き合った。


カウンターたちが、新しい悪霊を狩りに行った。そこに、地が立った、ムンが戻ってきた。

ーー完ーー

最終回まで見た感想

最終回、ハッピーエンドでよかったです。

毎回、カウンターたちと悪霊の戦いに迫力がり、真っ黒の池(?)から出てくる悪霊たちの気味悪さ、世界観もすごかったですね。

最終回で、悪霊たちは”明るい光”が最大の弱点だということがわかりました(ハハハ)。

俳優さんたちも相当身体能力がないと、カウンターはできませんね。

ジュソクさんを警察の前で待っていて、涙を流しながら微笑むお母さんに涙、涙、

ミンジさんが、ジュソクさんに「しっかり生きてね、うんと楽しく過ごして、ゆっくり来るのよ」にも涙、涙、、でした。

ハナさんがドフィさんとまた会えたのが嬉しかったし、チュさんが世話をしているジョエルも新しい一歩を踏み出しているのもいいお話でした。ムンのお祖父さん、お祖母さんもお元気そうだし。

カウンターメンバーのそれぞれのキャラクターも設定もとてもいいバランスで、みんな愛されるキャラでした。

韓国ドラマは層が厚いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Drama
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コメント

  1. 多田 弘幸 より:

    yknetwoksさん、お初です。普段はクルミット編集長か韓ドラの鬼さんを頼るのですが二人とも記事が無く、読み易く内容も濃い記事を探してここにたどり着きました。

    予算が増えたのか前作よりもバトルシーンが激増しされている。美術館破壊するわ、ホテルを機関銃で穴ぼこにするわ、えらいこっちゃ。

    そしてハナさんとチュさんの過去のエピソードも取り入れられて良かった。全編バトルシーンも観てる方も疲れますからね。

    ハナさんはgugudanの人やったんやな、チョコレート作る歌が好きだった。

    最強の悪霊も退治し、終わり方もムンが海外のカウンターの底上げ化に行ったり、写真を撮る時に誰も居なくならないと言った通り、死亡者も出ず、今後の活躍を期待出来る新人も残り、ハナが記憶を消したのにピアノ教室の男性と上手くいきそうでハッピーエンドでした。

    それにしてもハナの女子校生姿は違和感なかったな。撮影当時は何歳やったんやろ?。

    シーズン2という事もあり引き続きのキャストは覚えがあるのでそれはそれで良かったが。

    問題はここから。何とも驚いたのが冒頭のファン登場のシーン、プールの水を舞い上がらせて顔をじっくり見た時。思わず(うわぁー)と言ってしまった。

    私の好きなカン・ギヨンではないか【キム秘書はいったいなぜ】で社長君の役で、お初、コミカルな役で好印象を残し【七日の王妃】でもかなりの脇だったが即思い出し、好き好きを決定付けたのが【ウ・ヨンウ弁護士】最初は上役にあれでは使いものにならんと抗議していたが話しが進むにつれ、非常に理解力のある先輩弁護士の役で益々惚れ直しました。

    そのカン・ギヨンがアベンジャーズシリーズのロキの様な髪型で血管膨張させリーダーとして雄叫びあげながら出てきたではないですか。

    いやーまいったわ。おとなしい役しか知らないので悪役演じさせたら、こうも変わるのかと恐れいりました。地獄へ送られたのでシーズン3があったとしても、もう見る事はないので安心だが。カン・ギヨン次会う時は善い者役でお願いします。

    いつもの韓国ドラマより話数も短かったし途中の中だるみも無かったので速攻で観終わりました。

    ありがとうございました。

    • yknetworks より:

      多田 弘幸様

      素敵なコメントをありがとうございます!

      私も同じように、ハナさんとチュさんの過去のエピソードが、最終回のハッピーエンドに繋がって良かったなと思いました。カウンターたちのそれぞれのキャラが魅力的ですね。

      私は韓国ドラマ歴がまだ3年未満なので、ファン役のカン・ギヨンさんは『ウ・ヨンウ弁護士』での、先輩弁護士役しか知りませんでした。ヨンウに寄り添って指導してくれる理想の上司だったのに、今回の悪役ぶりには、本当に驚きでした!私も次は、柔らかい優しいカン・ギヨンさんに会いたいです。

      多田様のコメント、ドラマの大筋がコンパクトにまとめてあり、俳優さんの他の出演作の情報や、感想もすごく面白くて、とても魅力のある文章だなと思いました。ありがとうございます。

      これからもよろしくお願いします。