『社内お見合い』これぞラブコメ!!最初注目してなくて、出遅れたけど、見始めたらおもしろ〜い。
登場人物が可愛くて、ストーリーがスピーディ、楽しくて、笑えて、もちろんちょっとほろりも入ってます!日常生活にちょっと疲れたなという時も、何も考えず気楽に見れて、いつの間にか元気をもらえる、そんなドラマです。
1話~最終回までのあらすじと感想を書いていきます。
*ネタバレあり
登場人物と背景 ( )はキャスト
カン・テム(アン・ヒョソプ)
ジーオーフードの社長。ハーバード大学卒で、文武両道のエリート。祖父会長の意向で、ニューヨーク支社から、韓国の本社に戻り、社長に就任。祖父に見合いをさせられる
シン・ハリ(キム・セジョン)
ジーオーフードの社員、商品開発1チーム所属。両親はチキンの食堂を経営。親友に頼まれた行ったお見合い相手がカン・テム、まさかの自分の会社の社長だった!
チャ・ソンフン(キム・ミンギュ)
カン・テムの秘書室長。ジーオーフードグループが支援する施設育ちで、カン・ダグ会長の目にとまり、テムとは兄弟のように成長した
チン・ヨンソ(ソル・イナ)
ハリの親友で、マリングループ財閥の娘。両親は離婚、父の暮らしている。父は財閥と結婚させたがっている
カン・ダグ(イ・ドックァ)ジーオーフード会長、テムの祖父。テムを早く結婚させ、曾孫の顔を見るのが悲願
イ・ミヌ(ソン・ウォンソク)
Mキッチンのオーナーシェフ。ハリが長年思いを寄せている
〔ハリの家族〕
シン・ジュンヘ(キム・グァンギュ):ハリの父
ハン・ミモ(チョン・ヨンジュ):ハリの母
シン・ハミン(チェ・ビョンチャン):ハリの弟
〔ハリの職場の仲間〕
ヨ・ウィジュ(キム・ヒョンスク):食品開発1チーム部長
ケ・ビン(イム・ギホン):食品開発1チーム次長
キム・ヘジ(ユン・サンジョン):食品開発1チーム社員
第1話 あらすじ
カン・テムは、秘書のチャ・ソンフンと共に、ジーオーフードニューヨーク支店から、韓国本社に戻ってきた。
社員を集めて、”社長就任”のイベントが大々的に準備されていたが、テムは、ソンフンに代理で出席させ、挨拶を読ませた。社員たちは新社長の顔を見ることができなかった。
怒った祖父のカン・ダグは、テムに見合いを強制する。
シン・ハリは、誕生日にイ・ミヌから呼び出された。”友達から恋人へ?”と期待したが、「好きな男と行って」とコンサートのチケットを2枚プレゼントされ、傷つく。
家に戻れば、誕生日なのに店を手伝わされ、その上、近所のいざこざに巻き込まれ、看板を壊し80万ウォンもの賠償金を支払う羽目に。
親友のヨンソに愚痴っていると、彼女の父から「今日、見合い」の電話。政略結婚は絶対したくないヨンソは、ハリに80万ウォンの報酬を条件に、身代わりを頼んだ。
ハリは、濃い化粧と派手なファッションで、見合い先のホテルへ。相手から名刺をもらうと”ジーオーフード社長”キム・テリ”、なんと新社長に就任したばかりの社長だった!
動揺するがハリだが、計画通り、破天荒、非常識な女性を演じて、見合いを破談にした
つもりだったが、、、
カン・テムは、祖父に、見合いの相手が気に入ったので結婚する、と言った!
ハリは、会社でカン社長に顔を合わせるのを恐れていたが、、、早速、エレベーターで一緒になってしまった。髪で顔を隠して乗り、逃げるように降りたが、社員証を落とし名前を呼ばれた。ハリは、後退りてテムから社員証を受け取った。
テムは”シン・ハリ”と言う名前に記憶があった。彼女の提案した新商品が印象に残っていたから。
ヨンソは、コンビニで、偶然テムの秘書チャ・ソンフンを見かけて一目惚れ。しかし、名前を聞くことはできなかった。
カン・テムからヨンソに「また会いたい」と連絡があった。ハリはヨンソから「もう一度だけ会って、断って」とお願いされてしまった。
渋々、指定の店に向かったハリ、そこはソヌの店の近所。
テムが近くに来た。電話してもハリが出ないので「携帯を2台お持ちで?」とハリの携帯を取り上げ、自分の番号を登録。
ハリは「政略結婚はしません」と毅然とその場を去った。想定外の反応に驚くテムは、彼女を追いかけ「僕が結婚したいのは君だ。デートしましょう。そうすれば僕の長所がわかるはず、尽くしますよ」と迫った。
「結婚もデートもしません」ハリは外に出た。横断歩道を歩いてくるソヌの姿が、、この格好では会えない、と引き返し、たまたま通りかかった車に乗ると、そこにテムがいた。
感 想
1話からテンポいいです!
テムが自分をがカッコいいと思っているところが可愛い!見合いの席でのハリの奇態に全く動じないテムもおかしい。
第2話 あらすじ
突然、車に乗り込んできたハリに驚くてテム。ソヌが通り過ぎるのを待って、ハリは身を離した。
「なぜ車に?なぜ僕と結婚したくない?どこが気に入らない?」と聞くテムに、
「全てよ、キザなことを言うところも始祖鳥みたいな顔も」と言って車から降りた。
「始祖鳥?」に過剰に反応するテム、、ソンフンは運転席で笑う。
ハリは事の終始をヨンソに報告。
「社長は結婚する気なので、とにかく社長に会って説明を」と彼女に頼み、「私の正体をバラさないように。見合いした人は、代行サービスが派遣した他人」と言うように念を押した。
ヨンソはテムに「会いたい」とメールした。
祖父ダグは、見合いを嫌がっていたテムが結婚すると言ったので、上機嫌だった。
会社でハリはまたテムに遭遇。身を隠そうとして転び、スリッパが片方飛んで行き、テムの頭を直撃!全疾走で逃げるハリ、スリッパを持って追うテム、、緊迫の逃走劇が繰り広げられた(笑)
エレベーターで追いつき、スリッパを返すテム。シン・ハリの名前を見たテムは「魚の企画案、野菜ギョーザの企画も、いい企画でした」と褒めた。
ヨンソはテム指定の店の駐車場で、車と接触、相手はソンフンだった。
”マリングループ、チン・ヨンソ”の名刺を渡し「連絡をください」言った。
「チン・ヨンソさん?」と驚くソンフン、そこにテムが来た。
テムは、見合い相手が偽者だったと知り、誰か?と。ヨンソは、”代行サービスが派遣した他人”と言ったが、すぐに知り合いと見破られてしまった。
テムは「僕と結婚しかけた女性と会う機会を」とヨンソを半ば脅して頼んだ。
ヨンソは、お世話になったお礼とハリを騙し、新しいドレスを買い、有名美容院でメイクもして、彼女をレストランに連れて行った。そして「もうすぐカン社長が来る」と告げ、彼女は逃げた。
焦るハリ、自分も出ようとしてバッグの中身が床に散らばった。
チキンの店のクーポンを社長のテムが拾って「これは?」と聞いた。ハリは「自宅のチキン店」と本当のことを言うしかなかった。
「すみませんでした。無駄にした時間や傷ついた心を償いたいですが、金品ではできません。協力できることがあれば何でもして、借りを返します。」とハリは謝ったが、、、。
「なぜ、始祖鳥だと?」とテムはそこにこだわっていた。
彼はハリの携帯に電話をして「僕の名前で登録し直すように。無視したら家に行きます」と脅した。ハリは ”始祖鳥”と登録(笑)。
本名を聞かれて、「シン・ハ、、」と言いかけ、「クムヒ」と人気ドラマの主人公の名前を咄嗟に言った。
家に戻ったテムは、祖父に「結婚はしません」と報告。ダグは、すぐに別の見合いの手配を進めた。
テムは、祖父が選んだ女性たちと、1日11回も見合いをさせられたが、1人も気に入った女性はいなかった。
見合いは、もうたくさん。テムは「結婚したい人がいる、ケンカをしていたがヨリを戻した、近々紹介します」と祖父にウソを言った。
テムは、ハリ(クムヒ)と会い、「恋人のフリをしてください。君は借りを返せるし、僕は時間をセーブできる」と提案。ハリは断ろうとしたが、祖父に会うたびに80万の2倍払います、という提案に心が動いた。ハリの家は借金があるから。
家に戻っても元気のないハリに、またテムから電話、契約書を持って家の前に来ていた。
車の中で話し、断り家に入ろうとしたが、追いかけられた。店の前で2人でいるところを弟に見つかりそうになり、急いでテラスに入れようとして重なって倒れ、、、キス。
感 想
”始祖鳥”の命名が秀逸。
”始祖鳥”と見聞きするたび、異常にドギマギと反応するするテムが最高に面白い!
ラブコメあるあるのドタバタも楽しめます。
第3話 あらすじ
クムヒ(ハリ)は、テムに呼ばれて契約書にサインすることになってしまった。
しなければ、テムをテラスに倒し、めまいを起こした為、仕事に与えた損害賠償を求めると。”契約不履行時の違約金は契約金の100倍”の怖い条件も、のむしかなかった、、、
次はクヒムが理解しなくてはならないテムの経歴がプレゼンされた。18歳でハーバード入学、首席で卒業、大学は陸上選手の文武両道等の輝かしい経歴だった。
2年間ニューヨークにいたので、クムヒとの出会いはNYと設定されていた。
「祖父との約束は、来週の日曜。それまでに覚えるように、失敗は許されないと」念を押された。
クムヒはダグに会う前に一度呼び出され、模擬試験までされた。
彼女は、テムが設定した”二人が初めて出会った日”の天気を調べ、雨の日の出会いのストリーを考えていた。しかしテムは「雨の日は嫌いだ」と出会った日を変更した。
ヨンソは、また見合いを設定した父とケンカをして、家を出た。その時、父からカードを取り上げられてしまった。
ハリの食品開発チーム1で、新企画のためのシェフに、イ・ミヌを推薦することになった。
ハリは早速ミヌの店に行き、料理の写真を撮り、ミヌが賄いで作った”白キムチラビオリ”も商品化するようにと提案。
徹夜で、ミヌのプロフィールとコラボ料理の提案書を作成、翌日、社長の前でプレゼンは、マスクとメガネの変装姿で行った。
案は承認され、良い結果を早くミヌに伝えたくて、ハリは閉店後の店に行ったが、そこで、ソヌとユリがキスをしているのを見てしまった。ソヌに7年間も片想いしていたハリは、バス停で号泣、、電話をしたテムは、ハリの号泣を聞いた。
ヨンソは部屋を見つけて引っ越した。偶然にも、ソンフンと隣同士で、お互いにそのことを知った。
翌日、テムの祖父との面会日。
派手な洋服と化粧のクムヒ(ハリ)に、最初ダグは冷たい態度を取ったが、話しているうちに打ち解けた。
タグは、クムヒを昔馴染みの屋台の”あんまん”の店に連れて行って、テムをよろしくと言った。
クムヒがバッグを落とし、ソヌからもらったコンサートのチケットが落ちた。今日だった。それを見つけたタグは、2人をコンサート会場まで送った。
「7年間僕を支えてくれた友達に、早く良い恋人ができるように」ソヌのメッセージが読まれ、彼との思い出が詰まった曲が演奏され、ハリは涙を流した。テムはそっとハンカチを差し出した。
二人で屋台でトッポギを食べた後、歩いているハリの左目に野球ボールが当たった、、、。
翌朝、目覚めると、ハリの左目の周りは赤いアザができていた。
会社に着き、エレベーターに乗って眼帯をつけようとしたら、そこにテムが入ってきた、、。
感 想
テムの作成した、クムヒへの”偽恋愛契約書”、”違約金100倍”は厳しすぎるーー(泣)
ハリ、仕事が好きで色々なアイデアを出して頑張っている姿が清々しい。
クムヒ、演技力抜群!でもタグへ接する時も、ハリの素直さがそのままですね!
第4話 あらすじ
エレベーターで、テムとソンフンに遭遇したハリは、二人の会話から、新商品の試食会に来ることを知った。
食品開発の4チームが新商品を出しアンケートをとっていた。ハリたちのチームだけ、シェフのソヌが来ていた。
突然、社長が試食会に現れた。
1チーム部長が、ミヌを、一緒に”白キムチラビオリ”を開発したシェフとテムに紹介。
試食したテムは、気に入り、ミヌはハリのお陰だと言った。当のハリは、テムを避けるためトイレに隠れていた。
ハリは夜、ミヌの店に来て「白キムチラビオリが社内で一番人気だった」と話していたが、そこに、テムとソンフンがやって来たので、、見つからないように急いで逃げた。
ハリとヨンソはいつもの居酒屋で。
ヨンソは「一目ぼれした相手は、テムの秘書のソンフンで、隣の住人」と話した。
ハリは、自分の正体をソンフンに知られないようにと忠告したが、ヨンソは、
「心配ない。見合いを壊したせいで、カン家との関係が悪くなったので、彼は私と仲良くしたくないと言った」と不満そうに話した。
ダグは、久々にソンフンとテムと一緒に朝食を食べていた。タグはクムヒを気に入り、機嫌がいい。
しかし、テムが次の土曜の ”クムヒと交際1年記念日” を忘れていたと知り、他の予定をキャンセルして、彼女と会うように命令した。素直に受け入れるテム。
開発1チームは、動画撮影のため南海(ナメ)に来た。
”研究員が現地に足を運び選んだ最高の食材をシェフに届ける” 動画を、白菜畑の中で撮っていた。
そこに突然、会長が現れた。偶然通りかかったと。
会長が部長と話している東家で、携帯が鳴った。ハリの置き忘れ、髪の毛で顔を隠し携帯を取り行くと、呼び出しは”始祖鳥”。携帯を奪い、隼のごとく走り去り、トイレに駆け込んだ。
テムは、緊急事態、今週の土曜が、ウソの交際1年記念日と祖父に知られて面倒なことになったと言った。
会長がお腹の具合を悪してトイレに来た。ドアを開けたハリは、会長が立っていたので、驚きドアを閉めたが、会長が開けよう引っ張ったと同時にドアを開け、、、会長は尻餅をつき倒れ、腰を痛めてしまった、、。
ヨンソがマンションに帰ると、郵便受けに男性がいた。「郵便物を取り間違えてしまった、すみません」と謝り、親しげに話しかけ、これを縁に仲良くしましょう、と言った。
後日、先日のお詫びと自分が設計したライプを持ってきた。訝しがるヨンソだが、、。
テムは、ダグに鍼治療をしている医院に呼ばれた。「ボサボサ頭のシン・ハリめ!それに引き換え、クムヒさんは明るくて気さくで」とハリに怒り心頭、クムヒをベタ褒めである。
テムは、ハリ(クムヒ)の家に来た。ハリは、顔を見られないように、フルカバーヘルメットに熊のぬいぐるみ姿で現れた。会長からとたくさんの漢方薬をもらい、「目のあざに効くから」と薬を買って来てくれたテム、優しさに感動するハリ。
土曜、テムはクムヒとの「ウソの交際1年記念日」に、本当の恋人のような企画を。
まず、高級ブランド店に連れていき、ドレスを試着させた。最終的には ”韓国に1着しかない白いドレス”に決まった。クムヒも気に入ったが、少しサイズが小さい気がした。
一緒に行ったレストラン、表向きはオーナーシェフだが、祖父がオーナーのお店で食事。
テムは、クムヒ(ハリ)の食事の感想を聞き、彼女の舌の確かさに驚いた。
しかし、彼女が屈んだ時、服の後ろが破れた、、テムは咄嗟に彼女の後ろに周り、他の人にわからないようにした。
食事後、川辺を歩いているとき、今度はハイヒールが脱げた。テムは、それを拾い跪いて、クムヒの足にはかせた、、、王子様!感激するクムヒ。
対岸に上がった花火に二人で見とれた。
「ウソの記念日でも楽しかったです」とクムヒはお礼を言って車から降りた。
テムも満足だった。助手席に財布の忘れ物、彼女の家の前に来て、クムヒに電話した。
その時、店の前でミヌがクムヒに「ハリ」と親しげに話しているのを見て、財布を開けた。
そこには「シン・ハリ」の社員証が、、そして電話に出たのは”クムヒ”だった、、、。
感 想
ハリが避けようとすればするほど、会社ではテムに、出張先では会長に遭遇するドタバタ劇、あるあるですね!
ダグ会長、可愛いです。
『ウソの恋人1周年記念』は、最高に楽しいデートだった。だから、最後にクムヒの正体を知ったテム、、どうする?!
第5話 あらすじ
テムは、財布をハリの家の店の前に置いて戻った。
すぐに、PCで、シン・ハリの社員情報をチェック、自分が社員と”社内お見合い”をしていたこと、ハリがずっとだましていたことに怒り心頭、「許さない、覚えておけ!」と人形を投げた!
翌日、ハリを困らせるため、急に呼び出し、会社の業務や名前の漢字を聞いた後、チーム1と急な会議を設定。
会議に遅れたハリに、ラビオリの作り直しを命じた。”単価を2割抑え、品質はあげる”という無理難題を。
ソンフンが、テムらしくないやり方に、なぜか?と聞くと、「シン・ハリがシン・クムヒだ。どれほどの過ちを犯したか、わからせてやる」とまたまた怒りのテム。
それから、ハリの’ラビオリ’作り直しの日々が始まった。いくら作り直しても「やり直し」。ついに試食もせずに「やり直し」と言われて、とうとうハリは、白キムチから漬け直すことにした。
テムはクムヒを呼び出し「創立記念式典に参加を。祖父が会いたがっている」と言った。
ハリは困り「どうしても参加できない」と言うと、「違約金をいただくしかない(100倍の)」とテムは言った。
テムがソンフン家に来て、チン・ヨンソが隣に住んでいることを知った。
ハリはヨンスの部屋に泊まった。
ハリは、ランプを箱から出して台に置いた。ヨンソは、そのランプは、6階の男性からもらったと言った。
ハリは、”メガヒット賞”を受賞して、チームの仲間から祝ってもらった!
しかし、創立記念日に、全社員の前で社長から賞をいただくと聞き、心底、行き詰まった、、。
シン・クムヒとして、社長の恋人として式典に参加し、シン・ハリとして社長から賞をもらうなんて出来ない。
ハリは、心労で、ラビオリの改良中に、ガスをつけたまま寝て悪夢を見ていた。ソンフンとテムに起こされた。
ハリは、開発1チームの仲間たちの飲んで酔っ払い、テムに電話。
「違約金を払えません、、、」と言った後、酔っ払い携帯を落としたようで、テムが話しかけても返事がない。彼は心配になり車を飛ばして、ハリを公園で見つけた。
「これは、夢ですよね。夢だから言いますが、シン・クムヒはシン・ハリです。すみませんでした。言えてホッとした」とハリは言って眠ってしまった。テムは、ハリの弟が迎えに来て連れ帰るのを見届けてから、家に戻った。
翌朝、ハリの携帯に、テムからメールが。「解雇です。二度とシン・クムヒさんとお会いすることはありません」
これで、もうビクビクする必要はない!とハリは、急に元気になり会社に行った。
会社では部長が、チャ室長から「これ以上、ラビオリの改良はしなくていい。最初のものでいく」と連絡があったと言った。
テムとソンフンは急に NYに出張。シン・ハリを好きなはずがない、距離をおけばすぐに忘れる、と思っていたが、テムはシン・ハリのことばかり思っていた。
ヨンソは、6階の男性からもらったランプを壊してしまった。
片付けようとしたら”カメラ”が仕込まれていた。怖くなり、一式を紙袋に入れて警察に電話し、玄関を出た時、その男性が追いかけてきて、荷物を無理矢理奪って逃げた。そこにソンフンが現れた。ヨンソは「盗撮犯よ、追って」と彼に頼んだ。
テムはダグから電話で、食事場所に行ったが、その時、ソンフンから電話があった。
彼は、ダグに呼び出されたハリを見つけ、「シン・ハリさん、いきましょう」と手を取った。
彼が「シン・ハリ」と呼んだことに驚くハリ、、、。
感 想
テムが、すごく怒ったり、ムキになったり、自分の気持ちに気づき、オドオドしたりする表情が面白すぎです!
第6話 あらすじ
テムから「本名を知っていた、今は警察に」と言われハリは警察に行った。
警察で、盗撮映像を見せられショックを受けるヨンソとハリ。しかし、犯人は罰金刑で終わると言われ怒りが、、。
テムは盗撮犯と面接し「多くの被害者から証言を取った、全員で訴え刑務所に入れる」と宣言した。
テムは、告白するつもりで、ハリを夕食に誘った。
しかし、クビになるのではと恐れていたハリは、”退職願”を出し、「チャンスをください」と、これまでの実績のプレゼンをし、クビにするか生涯搾取するかの選択を、と言った(笑)
ミヌは、レストランが有名になったので、友達たちを店に招いた。ハリは、ユラから、週末にミヌのテレビ撮影を兼ねた旅行に誘われた。ハリを見下げるユラの態度に腹を立て、ヨンソが「ハリは彼氏とデート」ウソをついた、
ハリは社長室に呼ばれた。テムは退職願を破り「退勤後、新プロジェクトの件で会いましょう」と言った。クビを免れたハリはルンルン😄
テムは豪華な食事もできるVIP映画館を貸し切ったが、ハリが同僚2人と会って、映画館から逃げるハメに。
次の案、ハリに出張の同行を命じた。
ヨンソは、トイレを我慢してバス停で待っていた。盗撮されてから、公共のトイレに入ることができなくなった。ソンフンが通りかかり彼女を乗せたが、渋滞で進まない。
我慢できなくなり、途中で降り、ビルのトイレに、、ドアが開かない。ソンフンが追いかけ、ドアに突撃して開けてくれた。
休日の出張。
ハリは、バスで現地に来てテムに合流。「社長に運転させるわけには、、」と自分が運転。
テムは事前に、ハリのインスタで彼女の好みを調べ、海辺に移動”ハンバーガー店”を手配していた(2人分のハンバーガーを作れば1日の売り上げを出す、と言う条件で)
大興奮のハリ、、美味しそうに食べ、二人は穏やかに話した。テムの優しさを感じるハリ。
ヨンソは、トイレ事件以来、恥ずかしくて、ソンフンを避けていたが、ラーメン屋で遭遇。
ヨンソは、酔い潰れた、、。
酔って外に出たヨンソをソンフンは追った。「コンビニであなたを見て一目惚れ、でも、あたなテム社長の秘書で、距離を置こうと言われて、、あんな醜い姿も見せてしまって」と言うヨンソをソンフンは抱きしめて、キスを。
テムとハリ、今度はテムが運転していた。二人は打ち解けて話していたが、突然、激しい雨が降り出した。
テムは「降りてください」と大雨の中、バス停でハリを降ろした。訳がわからないハリ、、。
テムは適当な場所に車を停めた。大雨の日、幼い自分の前で、父母が乗った車が横転した場面を思い出し、パニックに、、。雨が止み落ち着いたテムは、急いでバス停に戻ったがハリはいない。
ホテルに着いたハリは、釜山に行ったはずのユラたちに声をかけられた。撮影場所が変更になったらしい。「彼氏と旅行?どこ?」と聞かれ、困っていると
「ハニー」とテムが近づいてきて「初めまして、彼氏のカン・テムです」とユラたちに挨拶した。
感 想
ハリに告白しようと万全の準備をしたテムに、クビにならないようにプレゼンするハリ、、このチグハグさが最高です。
次々とアイデアを考えるテムが可愛らしく。移動ハンバーガー店を、ハリのために貸切なんて。ハリもリラックスして、子供の頃の話や仕事の夢を語り、いい雰囲気に。
友達たちに迫られ、窮しているところに、颯爽と現れたテム、、素敵❤️
第7話 あらすじ
颯爽と女友達の前に現れ、ハリの彼氏、と自己紹介したカン・テムに驚くハリ、、、
テムは「一緒に食事を」と豪華な食事をオーダーし、ハリにベタ惚れを演じた。そして、自分はジーオーフードの社長だと。驚く2人の友達、ユラは何もかも気に入らない。
テムは、スイートルームを取り、ハリも同じ部屋に泊まることに。ハリがベッドルームで、テムはソファで眠った。
ミヌがホテルに戻ってきて、ユラになぜスイートルームに?と聞くと、ハリの彼氏がグレードアップを。ハリの彼が、社長のカン・テムと聞き驚くミヌ。
ヨンソは目覚めたのが、ソンフンの部屋だとわかり、パニックに。昨夜のことを、覚えていなかったのだ。
スープを買って戻ってきたソンフンに、「昨夜のことは無効に」と一方的に言って、部屋を出て行った。
翌朝、ハリの部屋にテムからと洋服が届けられた。テムはジムで汗を流していた。
ロビーで、ハリはミヌに声をかけられ「社長と付き合っているとは驚いた」と言われた。
テムが、仕事でソウルに戻ると言った。一緒に帰るというハリに、ミヌが「ハリはもう1日、俺たちと遊べばいい」と。それを聞いたテムは「僕も残ります」と。
テムは、祖父の釣り用の大型ヨットを用意した。財閥のスケールの大きさに驚く友達たち、ハリも。
ヨットの上で、ミヌはテムに「なぜハリを?平凡な家庭で育ったハリを選ぶのはなぜ?」と訊いた。「僕とハリさんが釣り合わないと?ハリさんは僕にはもったいない人です。二度と彼女を見下すな」と言った。
ミヌとテムが釣りで対抗心を燃やした。
ハリは気分が悪く倒れてしまい、テムが病院に連れて行き、家の近くまで送った。
ハリはテムに、恋人のフリで時間を無駄にさせ、船まで出してご苦労をかけたと謝った。
テムは「謝らないで。望んでしたことです。分かりませんか?君が好きだから」と告白、そして「ゆっくり考えて返事を」と言った。
告白をしたけれど、いつ返事がもらえるか、期限を切らなかったことに悶々とするテム。
ダグが電話してくるが、無視する。
ヨンソはマンションでソンフンと遭遇。
ソンフンは「衝動的な行動ではなかった。僕もコンビニであなたを見て一目ぼれを。でも言う通り無効にするので、僕を避けないで」と言った。
ヨンソは「実はあの日のことは何も覚えてなくて、どうしたらいいか分からなくて、無効、と飛び出した。ソンフンさんが好きなのに、その時の記憶がないなんて、申し訳ないし恥ずかしいし、、」と。
ソンフンは、かわいい、、とヨンソを抱きしめた。
会社では、シェフとのコラボの追加撮影が行われた。
ミヌとハリの撮影現場を見て、嫉妬するテム。
廊下で久々にテムとハリは顔を合わす。そこに「会長が」とソンフンが告げた。
テムは、ハリの手を引いて走って逃げ、、、隠れた。
告白の返事を聞くテムに、ハリは「無理だと思います」と言ったが、テムの実のこもった言葉に動かされる。
「住む世界が違うとわかっているのに、やさしくされると期待してしまう」
「君が心配するようなことが起きないように努力します。だから僕のそばにいて」と言うテムに、ハリは自分からキスをした。
感 想
ハリをちょっと下に見ている女友達の前で、テムが、ハリにベタ惚れ彼氏を演じてくれて(実は本当)、スッキリでした!
ミンソとソンフンも誤解がとけて、よかったです。
テムのハリへの思いがストレートで清々しいです!
第8話 あらすじ
ハリは、キスしたことを「ミスです、なかったことに」と言ってその場を去った。
翌日、二人は会って話を。
テムは、昨日のキスの責任を取るようにハリに迫り、レストランで食事。
食事代をキスの対価としてハリが支払うことになり、ハリは喉を通らない。
テムはピアノを弾きハリにプレゼント。
結局、お会計はテムがしていた。「この程度では、キスの対価にならない」と。
ヨンソはソンフンと付き合っている。
初めての手料理を作ってソンフンをもてなしたが、、正直に感想を言われすぎて不愉快。
「散歩する」とソンフンに誘われてきたが、山。ヨンソは運動が苦手。
休憩中に、二人はカン・テムのことでケンカになり、ヨンソは一人で山を降りると行ってしまった。
道に迷って、足を挫いてしまう。ソンフンが追いかけてきて、ヨンソをおぶって山を下りた。
ヨンソは、ほれ直した。
ハリは、休日にテムから呼びされ、遊園地へ。
「キスの代価として、ハリさんの時間をください」と。二人は乗り物に乗り楽しんだ。
ハリが、何か食べたいものが?と聞くと、テムは、アメリカンドッグをリクエストした。
「7歳の時に両親と食べて、すごくおいしく感じた。今でも1人で食べにきます」と思い出を話した。
「幸せだったんですね。思い出の味を食べると当時の幸せがよみがって おいしく感じますよね」と言うハリに、
「僕が親の話をしたら大抵の人は謝ってきます。だから楽しい思い出なのにあまり話せなかった。僕もたまには両親の話をしたくなる。ありがとう、話させてくれて」とお礼を言った。
ハリは弟からの電話で病院に来た。父の盲腸手術が終わったところ。
大部屋が空くのを待っていたが、テムが ”VIPルーム”の手配を。
社長と紹介できないハリは、テムを、同じチームの上司と言ってしまった。
母が、テムの前で新しい社長を悪口を言い、ハリは困る。
ミヌが、ハリの両親の店を手伝っていて怪我をした。薬を取りにハリの部屋に入り「偽恋愛の雇用契約書」を見つけた。
ハリとテムが歩いて帰ってきた。ハリは病院のお礼と母の話を謝った。二人の会話を聞いたミヌが飛び出し、テムを殴り「ハリの前から消えろ」と。
テムがミヌを殴りそうになったので、ハリはミヌの前に立ち、テムに「おかえり」をと言った。パトカーが来ていたのだ。ハリはミヌと行ってしまった。
ミヌはハリの前に契約書を出し「もっと早く俺に言えば、あの野郎」と怒った。「私がどんな恋愛をしようとあなたに関係ない。さっきは、誰かに見られて記事になると困るから止めた。今度社長に会ったら謝罪して」と言った。
「カン・テムを好きなのか?どうせうまくいかないと分かっているだろ」とミヌに言われて、ハリはもう遅いわ、と帰った。
”ミヌを庇った”とテムが誤解していないかとハリは心配したが、”治療費をありがとうございました”とだけメールした。テムからの返信はなかった。
テムは、ソンフンがヨンソとキスをしているのを見た。付き合っていると報告できなかったことをソンフンは謝った。
会社に行くとダグがいて、「今夜、見合いをしろ」と言った。相手は、チェ・ヨンソの従姉妹。
テムは、仕方ない、会長に従う、と。
会社の体育大会。
MVPに選ばれたら、社長と二人っきりで食事ができる、という特典付き。
ハリは途中で、怪我をしたが、社長と二人で食事の権利を、誰にも渡すわけにはいかない。包帯をして試合に出場。見事、MVPに選ばれた。
試合の後、飲み会の席で ”社長が今日、見合いをする”という話を聞き、タクシーで見合い先のホテルへ向かった。
テムに電話をして「すぐそこを出てください。お見合いをしないでください」と。
テムは「好きな人がいてお見合いをするとでも、今君の家の前だ、また告白しようと思って」。
二人は橋の上で会った。「キスの借りはキスで返します」とハリはテムにキスをした。
感 想
テムが両親との思い出を話し、ハリが感想を言う場面、よかったですね。
テムのハリへの思いが、真っ直ぐで、ミヌに嫉妬もしないし。テムがすごく素敵です!
第9話 あらすじ
ハリは幸せな朝を迎えた。テムからメールが来て、家の前で待っていると。
テムは、ハリを人気のあるカフェに連れて行った。貸し切りにして、テムが考案したブレックファーストを作ってくれた。
ハリは、右足と左足、チグハグな靴を履いて来ていた。それに気づくテム。
昨日の見合いは、テムの代わりに、ソンフンが行ったが、、、相手のチョ・ユジョンに一目ぼれされてしまい、恋人がいるから付き合えないとはっきり断ったが、通じない。ユジョンからのメールが入り困るソンフン。
テムは、ソンフンに女性用のパンプスを買うように依頼。
ハリの部署に、”恋人からのプレゼント”が届けられた、白いパンプス。
テム出席の会議で、”ハリとミヌが考案した”白キムチラビオリ”が売り上げNO.1”、”動画で、ハリがトマトソースを白衣にこぼしたが、着色料を使用していないので洗うときれいに消えることを証明して、売り上げが2割伸びた”と報告された。
テムとソンフンは海外出張に行った。
ミヌとハリが雑誌の取材を受けた。その時、テムが出張から帰ってきた。
テムは、ハリを堂々と夕食に誘った。体育大会のMVPの特典として。
ハリは、いつもヨンスと飲む、行きつけの食堂に行き、おばさんに「私の彼」とテムを紹介。おばさんが、お祝いに”スンデ”をご馳走する、と言ったら、お店の客の女子高校生たちが「私たちにもおごってください」と言い出し、、、結局テムが全ての食事代を出した。
「私の彼」と言ってくれて嬉しかったから、とテムは言った。
出張から帰ったソンフンは、ヨンソと会うのを楽しみにマンションに戻ったが、、、ドアの前に、酔ったユジョンが待っていて、交際を迫り、吐きそうになった、、ソンフンは家に入れ、トイレを貸すしかなかった。
そこにヨンソが来た。社長が来ている、と言い、彼女を返した。
翌日、ヨンソは、従姉妹のユジョン(仲は悪い)から、泣きながら恋愛相談を受けた。まさか、相手がソンフンと知らないヨンソは、「力ずくでモノにしろ」とエールを送った(あぁ~)
ミヌはユラから「土曜、空いてる?両親が会いたいと言っている」と言われたが、「両親に会うのは、今度に。今はまだ心の準備ができていない」と言い、ユラを怒らせた。
ユジョンが、朝、会社で待ち伏せ、テムとソンフンが来ると「代理のソンフンさんに一目ぼれした」と言った。それを会長のダグが聞き、テムに激怒。
そして急に、お腹を下してトイレに行きたくなった。
ハリは、運が悪いことに、チーム内のドタバタに巻き込まれて男子トイレにいた。
そこに会長が来て、「シン・ハリ!以前、トイレで私を押し倒した社員だな!」と怒り爆発。
ハリは始末書を書くことになり、また会長の印象を悪くしたと落ち込む。
ソンフンは、母(施設の母)にヨンソを紹介しようと席を設けていた。
遅れてきたヨンソは、「好きな人に振られた」と泣き止まないユジョンを連れてきていた。顔を合わせ驚くユジョンとソンフン、、、
二人の態度から、ユジョンの好きな人がソンフンと分かり、ヨンソは怒って出て行った。
ソンフンは彼女を追い、社長の代わりに見合いを断りに行き、一目ぼれされたと説明したが「代わりに行くべきじゃない。一番腹が立つのは、私よりいつもカン社長を優先すること」と怒って行ってしまった。
テムは、ハリを迎えに行こうとしたが、チーム1スタッフの会食だと察して、焼肉に参加。
ケ次長がダイナマイト酒を作り、大騒ぎ。みんなしこたま飲んだ。
やっと解散になり、ハリとテムは手を繋ごうとしたら、「何をしている」とダグの声がした。
感 想
ハリはすごく会社の売り上げに貢献しています。
テムとハリは付き合うことになり、幸せそうです。が、ドラマの展開としては、二人のすれ違いの面白みは薄れた気がします。
ソンフンは、ユジョンに一目ぼれされ大迷惑。ヨンソを完全に怒らせてしまった。代わりに見合をした訳ではなく、断りに行っただけなのに、、気の毒です。
第10話 あらすじ
テムとハリは、二人でいるところをダグに見つかったが、チーム1の3人が、携帯を取りに戻り、部長が「社長と会食をした」とタグに話し、その場は治った。
家に戻ったテムは「時が来たら、付き合っている相手を紹介します」と祖父に言った。
翌朝早く、ヨンソに呼び出されたハリ。テムとソンフンが出かけているのを見かけ、タクシーで後を追った。『光 養護施設』にテムたちは入って行った。
ソンフンは、施設のシスターを「僕の母です」とヨンソに紹介。
ヨンソは、シスターから、ソンフンが5歳の時に施設に来たこと、テムの祖父が施設を援助していて、ソンフンが中学生の時に引き取られて、テムと一緒に育ったことを聞いた。
ヨンソは、ソンフンと和解し、ハリも、ソンフンとテムの関係が密接な理由を理解した。
ハリの両親は、葬儀に出かけている間、弟のハミンが店のお金をとって外出した。友だちからそれを聞いたハリは、テムたちと一緒に店に戻った。
そこに、登山を終えた団体客が来て、断ることができず4人でチキンや飲み物を出した。
テムもソンフンもNYでサーバーの経験があり、手慣れたもの。
団体客が帰り、やっと4人で食事。ハリのビールがテムのシャツにかかり、テムが家の中で弟のトレーナーを借りて着替えている所に、泊まるはずだった両親が戻ってきた。
ヨンソは、ソンフンを彼氏と紹介したが、ハリはテムを紹介できない。テムは、ハリの部屋のクローゼットに隠れた。
家では、両親、ヨンソ、ソンフンの宴会が始まり、テムは出るに出られず、、、
やっと隙を見つけて外に出たが、戻ってきた弟のハミンと出くわした。ハリは、テムが社長で付き合っていることを弟には打ち明けた。
ハミンは、今日のこと(お金を取った)を両親に内緒にすることを条件に、ハリとテムのことも両親には秘密にすると約束した。
ヨンソの父親が、娘がテムの秘書のソンフンと交際していることを知った。
ハリは、ユラに呼び出され、「ミヌの前から消えて。昔の仕返しを?」と問い詰められているところミヌが来た。帰るハリを追ってきたミヌに、ハリは「これは、私にもユラにも失礼よ。ユラのところに」と言って去った。
ハリはテムに電話して「明日退社後にデートしましょう。素敵な所に」と言った。
タグは、光養護施設のシスターから、先日、テムが女性と一緒に来たことを聞いた。
その後、テムとシン・ハリが一緒の写真が送られてきた。
夕方、ハリとテムのデート、雨が降り出した。ハリは、雨の日の理想のデートがあります、と
- 地下鉄で移動。渋滞しません。テムは韓国で地下鉄に乗るのは初めて。
- 彼氏ができたら夢だったと、花屋さんで花を買ってもらい
- 雨の日には、個室で、パリパリのチヂミを食べる。
雨が激しくなり、ハリは席を変え、テムの横に座り、彼に雨が見えないようにした。
ハリは、テムの両親が雨の日に交通事故で亡くなり、それを目撃したテムが雨の日は運転できないことを知り、彼を気遣ったのだ。
帰り道、テムは「いつ知ったのか?打ち明けようと思いながら、弱みを見せるようで勇気がなかった」と言った。ハリは彼を優しく抱いた。
ハリは、ヨンソを会うからと、テムとは別に帰ったが、、、タグに呼び出されていた。
タグは、シン・クムヒがシン・ハリだと知った、「何の目的でテムに近づいたのか?」と聞き、「もうテムには会わないように」と言った。
運転中のテムに連絡があり、ハリがタグに呼び出されたことを知った彼はUターン、事故を起こした。
その時、タグにソンフンから電話が、、、。
感 想
ソンフンが施設出身で、中学生にテムの祖父に引き取られ、テムと兄弟のように育ったことがわかりました。二人の信頼関係は、その時から築き上られたものだったのですね。
4人の若者が、ハリのチキンの店でテキパキ働く姿、いいです!
ハリが、テムのために『雨の日の理想のデート』を企画してあげる。ハリは本当に優しい女の子です。
第11話 あらすじ
電話を受けたタグは急いで病院に。ハリもタクシーで後を追った。
幸い、テムの怪我は大したことがなくて、一安心。
ハリはヨンソの車で帰っていたが、強い雨が降り出し、また病院に戻った。
テムは窓際で雨を眺めていた。南山タワーが見えた。
ハリが近づくと、テムは「父が昔タワーがツリーのように見えると言った。クリスマスプレゼントを父が準備しているのを見つけて、サンタはいないと泣いた時、母がサンタさんは忙しくて包装を頼まれたのと話してくれ、長い間、サンタを信じていた」と彼女に話した。
「ずっと、僕が両親を殺したんじゃないかと思っていた。早く帰ってと催促したから、事故にあったのではと。だから、両親は僕を憎み、夢でも顔を見せてくれないんじゃないか」と涙を流した。
ハリは「バカなことを考えますね。産んだ子供を憎む親はいません。テムさんの話を聞いて、ご両親がテムさんを深く愛していたことがわかりました。ご両親はテムさんの幸せを一番望んでいるはず」と彼に言った。彼もうなずいた。
ハリは、テムのベッドの横で寝てしまっていた。
ヨンソがハリを迎えにきた。ハリは携帯をヨンソの車に忘れていて、大変な騒動が起きていることを知らなかった。
ハリとミヌの動画が話題になり、「二人はお似合い」「付き合っているの?」と言うコメントがたくさんついたのに腹を立てたユラが、
「恋人の私が見ても付き合っているように見える。7年も片思いをして、今は社長と付き合っている二股の女」とハリとテムが一緒の写真をアップしたのだ。
コメント欄は、ハリに対する誹謗中傷のコメントで溢れていた。
これを知ったタグは、動画と記事を削除させたが、騒動は治らない。
入院中のテムは、携帯がなく、この騒動を知らなかった。
会社では、 チーム1が進めていた企画は、全て別の部署が引き継ぎ、チーム1はその補助に回るように指示されていた。
恐る恐る会社に来たハリ、全社員の噂の的になっていたが、チーム1のメンバーが庇ってくれた。
タグは、テムをNY支社に転勤させる準備をしていた。それを知ったテムは、
「シン・ハリさんと離れさせようとしても、無駄です。彼女と結婚します。もし反対なら、ひ孫は諦めてください。一生独身で誰とも結婚しません」と言った。
翌日、ハリは、会長のタグから呼び出され「地方への転勤か、退職届を出すように」と言われてしまった。絶望したハリは、会社を出て、当てもなく歩いた。
テムは病院で、看護師たちが、自分とハリのことを噂しているのを聞いた。ネットニュースで話題になっていることを知り、すぐに会社に行った。
タグは、ハリに「地方に行くか、退職するか」と言ったことをテムに話した。
「このことで会社に迷惑をかけたのなら、自分の責任。取締役会の決定に従います」とテムは言って、ハリを探しに出た。
ハリの店に行ったが、ハリはいない。テムはハリの弟のハミンから携帯を借り、ハリに電話を掛け続けた。
ヨンソとソンフンのコンドに、ヨンソの父が現れ、二人を食事に誘った。
父は、ソンフンに
「ジーオーフードから転職も可能か?婿候補として聞いている。娘の婿に会社を譲れるか見極めなくては」と言い、ヨンソは、交際を認めた父に驚いた。
「これからは歩み寄る努力をしよう。家に帰ってこい」と父は言った。
ソンフンは帰りの車で、ヨンソに「素直に喜びましょう」と言った。
車に入れておいた指輪を見つけられたソンフン。車を橋の上の脇に止め、外に出て
ヨンスの前にひざまづいて、指輪を出し、結婚を申し込んだ。
南山タワーまで歩いてきてしまったハリ。
携帯を見ると、ハミンから何回も通知、そしてメーセージまで。聞くとそれはテムからで、「連絡してください」と。
ハリは電話をかけ、テムは「そこにいてください。すぐ行きますと」と。
ハリを見つけたテムは「二度と僕の前から黙っていなくならないで」と抱き締めた。
感 想
テムの事故は大したことがなくてよかった。雨を見ながら二人で交わす会話が素敵でした。
テムが長く苦しんできた思いをハリに話すことができ、両親がテムを愛していたことがわかったから、もうテムは雨の日にパニックを起こすことはないでしょう。
あとは、タグにどうしたら認めてもらえるか。
ソンフンはヨンソに結婚を申し込み、この二人もハッピーエンドになりそうです。
第12話(最終回)あらすじ
テムと一夜を過ごしたハリ、目覚めるとテムが「朝食にしましょう」と優しく言った。
ソンフンに、ヨンソの父から電話、「娘と別れろ。この話はヨンソには秘密に」と。
彼の部屋に来ていたヨンソが、父の電話を聞いていた。
ヨンソは、「誕生日のわかめスープを飲みに行きましょう」とソンフンを誘い、嫌な気分にさせてごめんなさい、と父の電話を謝った。
ハリの両親は、店の前で、手を取り合っているハリとテムを見て、母は激怒、、、
テムは両親に「僕がハリさんに一目惚れして、今は交際しています」と言った。
「あなたのように偉い人がなぜハリにこだわるのか」と母が尋ね、「ハリさんは誰よりも綺麗です。いい条件の女性はいますが、一緒にいて楽しく思えたのはハリさんだけです」と。
父は、テムの家族が交際を認めないのではと心配していた。
「家族はわかってくれるはず、必ず説得するので、結婚を前提に交際を許してください」とテムは言った。
ヨンスとソンフンが来て、ヨンスの誕生日のごちそうが並べられた。
店は臨時休業に。
母は嬉しそうだが、父が浮かぬ顔。
テムは席を立った父を追った。
父は「ハリはダメな父親のせいで、我慢して生きてきた。あの子が貧乏な親のせいで見下されないか心配なんだ。ハリを傷つけない、苦労をさせない自信はありますか?」と聞いた。
「自信があると言えばウソになります。ですが、ハリさんの隣で全身全霊を傾けて守ります。僕を信じて応援していただけませんか?」とテムは真摯に頼んだ。
テムは家に戻り、ダグに「ハリさんの両親に挨拶しました。結婚します。もう諦めてください」と言った。
翌日、ハリはミヌに呼ばれた。
「レストランを閉めてイタリアに行く。ユラとは別れた。ユラが君に謝っておいてと。
いつ戻ってくるはわからないけど、旅行から戻ってきたら、僕たち以前の関係に戻れるか?」
「きっと時間がかかると思う。元気で」とハリは答えた。
ヨンソは父に会いに来た。
父は、ヨンソに”役員”の席を用意していたが、ヨンソは”退職願”を出し、父がソンフンに電話した時一緒にいたことを伝えた。「つまらない男のために、父と縁を切るのか?」という父に、
「お金が全てのつまらない父のせいよ。彼の前でどれほど恥ずかしかったか。親の名を借りなくても私はやっていける。今まで育ててくれてありがとう」と礼をして出て行った。
ウチに戻ると、ソンフンが誕生日のご馳走を作って待っていてくれた。
「父に退職願を出しました。スカッとすると思っていたけど、、父をあまり憎まないでください」と涙声で言った。
今後は自分の会社を作る、と言うヨンス。退職金だけでは足りないと聞き、ソンフンは、自分の貯金通帳を「最初の投資家になります。条件は、まず事業計画書を書いて」と渡した。
チーム1の仕事は、テムの一声で、またチーム1に戻ってきた。テムは仕事のチェックの為と口実をつけて、ハリに会いにきた。
「会長が倒れた」という電話が。急いで駆けつけようとしたら、「へへへ、、バレなかったか?」という声が聞こえ、憤るテム。しかし、ハリは、私が代わりに行くと提案した。一緒に時間を過ごしたら、わだかまりが解けるかも、と。
タグの病室についたハリ、会長は驚き機嫌が悪いが、ハリは何かと会長を助けた。
- 温かいサンファ茶に卵のキミを入れて、、温かくて笑顔になるタグ
- テレビで釣りの番組、、思わず自分が釣った魚の写真を見せ、自慢するタグ
- テレビで歌謡ショー。昔の歌を口ずさむハリと合わせて歌ってしますタグ
テムが病院に来たが、ハリは元気がない、会長はさすがに手ごわい、とタグに気に入られなかったと落ち込んでいた。
テムは医師から呼ばれ、会長の心臓の血管の壁が損傷しているが、韓国ではこれ以上治療ができないと言われた。
テムは、アメリカで治療を受けさせる決心をして、ハリに一緒に行きませんか、と誘った。
テムは「不安なんです。僕とって祖父は、父であり母でもある。そんな祖父にもしものことがあったら」と。
ハリは「わかります。今最も大事なのは会長の健康、だから会長に嫌われている私はついていけません」と。
「すぐ戻るので待っていてください」とテムは言い、ハリを抱きしめた。
ー1年後ー
ハリの会社の業績は順調である。
ある日、テムと誰かの熱愛記事がネットに出て、怒るハリはNYに行くことにした。
タクシーにトランクを乗せると、そこからテムが降りてきた。
二人はいっしょに歩いた。テムが
「君にこれを渡すまで家に帰るのな、と祖父に言われた」と指輪を出し、「結婚しましょう」と。
満開の桜の下を二人は歩いた。(完)
感 想
ハッピーエンド!!
一人も悪い人が出てこないドラマでした。みんな愛らしいキャラクターでした。
祖父のタグさん、ハリの看病についつい笑顔になってしまうところが可愛かったですね。
カン・テム社長、いつもハリに丁寧語で話して、ハリの両親にも、祖父にもきちんとした人でした。
ハリも思いやりのある優しい人柄で、お似合いの二人でした。
最後の満開の桜、綺麗でした。
お読みいただきありがとうございました。
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