2024年8月9日から配信のNetflix 韓国ドラマ『家いっぱいの愛』。
事業に失敗し離婚した夫が姿を消して11年、裕福になった元夫は、自分たち家族が住む”家族ビラ”の新しい大家だった。親子3人の平穏な暮らしに波乱が待ち受ける。母を巡る父親と娘との三角関係のドラマ!?
簡単なあらすじと感想を紹介します。
*ネタバレあり
『家いっぱいの愛』相関図
『家いっぱいの愛』登場人物とキャスト
〔主要人物〕
ピョン・ムジン(チ・ジニ):事業に失敗して借金を作り妻に離婚されるが、アパートの新しい大家として、前妻と子供たちの前に現れる。
クム・エヨン(キム・ジス):夫と離婚の後、シングルマザーとして娘と息子を育てた。今は立派に成長した娘が働くJプラス・スーパーで。パートタイムで働いている。
ピョン・ミレ(ソン・ナウン):娘。離婚後、苦労して育ててくれた母と家族を一番大事に思っている。今は自分が家蔵の大黒柱として支えている。
ナム・テピョン(チェ・ミンホ):テコンドー国家代表出身、ミレが働くスーパーの警護
ピョン・ヒョンジェ(ユン・サンハ):ピョン・ミレの弟、
*登場人物は追加していきます。
第1話 晴天のへきれき
ピョン・ミレは、Jプラス・スーパーの主任だが、過労続きで、社長の抜き打ち訪問の後、倒れてしまった。ミレを病院に運んでくれたのは、スーパーの警護のナム・テピョンだった。
母エヨンは同じスーパーで試食品販売をしている。母はアパートが火事だと電話を受け、すぐミレに電話、二人は急いで家に戻った。弟も愛犬も無事だった。
”家族ビレ”の住人たちが外で騒いでいた。大家さんの部屋302号室が燃えていて、すぐに焼死体の大家さんが運ばれてきた。幸いなこと(もしくは、不思議なことに)、他の部屋に飛び火はなかった。
”家族ビラ”は売れ、”大家”が中年の男性に変わった。20億はするアパートを現金で購入したらしい。
そして、301号、201号、102号(エヨン家族)の住人が不動産屋に呼ばれた。302号室が焼けて、新しい大家が住める状況ではないので、契約終了が近い住人の誰かを強制撤去させたいのだ。
エヨンは、娘のミレに心配をかけたくないので、この話は秘密にするようにヒョンジェに口止めした。ヒョンジェは大学生、まだ母と姉のすねかじりの問題児。
201号室の住人と301号室のジョンインは、直接、家庭の状況を新しい大家に訴えて、強制撤去が免れたようだ。エヨンも電話し家族の惨状を泣いて訴えた。
ミレが家に戻ると、法事の準備がされていた。
ミレの父は11年前に事業に失敗、借金をかかえ、母と離婚した。しかし昨年、中年の男性が交通事故で死亡したニュースを見た。叔母に電話すると「父は死んだ」と。今日がその1周期なのだ。
ミレは法事には反対だが、母は、「私たちは今幸せに生きてるから安らかに眠ってって挨拶した方がいいんじゃない?」と言った。
ミレにとって母はワンダーウーマン(理想の女性)だった。「母さん」といえばなんでも解決した。母のおかげで、大学にも行けて、 ”Jプラス” に就職することができたのだ。
ミレは法事をすることに納得した。
準備が整えられ、故人が入ってくるようにドアは開けたまま。エヨンが最後に「天国へ飛び立ってね」と挨拶をし終わった時、男が入ってきた。別れた夫で、二人の父親のピョン・ムジンだった。
「ここに住んでるのか、俺が新しい大家だ」と彼は言った。
感 想
1話は物語の導入でした。スローな展開だと思いましたが、これからですね。
Jプラス・スーパーの社長役やビラの住人、個性的な俳優さんがたくさん出演されています。今後の展開に関わってくるのでしょうね。
第2話 ヨントン洞 風雲児の帰還
11年前、エヨンは親権を得てピョン・ムジンと離婚した。彼はスポーツ選手だったが、デキ婚して、カネのために辞めたが、事業を始めては失敗した。エヨンが背水の陣で始めた”ミレ軽食店”は大繁盛したが、それもムジンがヤミ金に借金して潰し、堪忍袋の緒が切れたエヨンが離婚を申し出たのだった。ミレもそんな父親を見切った。
父が新しい大家だと知ったミレは、ムジンに「今週中に引っ越す」と宣言した。彼女は、母と弟に、「日曜日に引っ越す」と言い、会社の後、母と物件を回ったが、予算内で借りられる物件はなかった。
ビラの住人たちは、新しい大家がエレンの元夫だということで興味津々。また、ろくでなしだったムジンが何で儲けたのか?住民たちは、”株”、”仮想通貨”、”宝くじ”で賭けをしていた。
ムジンは焼けた302号室を改修して住むことにした。改修工事も済み、家電も最新の物が取り付けられた。
彼の税理士で友人のオ・ジェゴルが、「前の大家のキムさんの件は静かに片付きそうだ」と言った。
ヒョンジェ(弟)はビラの売却価格が30億とネット記事でみて、急速に父に接近。ムジンの部屋の写真をSNSにアップして、父の金持ち自慢をしていた(能天気な弟)。
ミレは仕事も住居捜しも頓挫していた。
さらに悪いことに、ミレが振った彼がそれを受け入れらず、わざわざ彼女の会社の前で、「別れよう、君は愛が分かっていない」云々と大声をあげ、ミレに恥をかかせた。自転車で通りがったナム・テピョンがミレを後ろに乗せて、その場から逃れさせた。
夜、ムジンはエレンに声をかけ、「このまま住んでもいい、家賃をタダにする」と言った。
ミレとエヨンは家探しを続けたが、エヨンがなんだかんだ文句をつけて、家が見つからない。
ミレは母が引っ越しを渋っているのかと思い、大きな声をあげてしまい、母の機嫌を損ねてしまった。
エヨンはムジンを行きつけの店に呼び、「私たちがいると知ってて買ったんでしょ?」と怒ったが、ムジンは鼻を鳴らして否定、エヨンは彼がウソをついてると分かった。
帰ろうとしたムジンを追って問いつめると、彼はエヨンの手を掴み、「知ってたよ、やり直したくて」と言った。
ミレが、母の手を握っているムジンを見て、「今すぐその手を離せ!」と叫んだ。
その時、テコンドーのユニホーム姿のナム・テピョンがムジンの頬を蹴り倒した。エヨンが心配してムジンに駆け寄ったが、ミレはムジンを押し倒した!
家族ビラの火災の前日、元大家さんが酔っ払ってご機嫌で歌って歩いていた。横で彼を支えて歩いていたのムジンだったが。その後、ムジンは大家さんに「もう終わったんです。諦めてください」と言っていた、、、。
感 想
ピョン・ムジン、すでに怪しすぎ、、、ビラを手に入れるために元大家さんに何をした?
2話視聴で、私は完璧にミレ側につきました。
家族を養うどころか、事業に失敗して借金ばかり、最後はエヨンが始めて繁盛していた軽食店まで潰してしまった父、家族に見捨てられても仕方ないです、十分チャンスもあげたのだから。
11年後に、突然大金持ちになって現れたけど、仕事は何?そのお金はまともに稼いだお金なのか?怪しすぎです。
すごくダンディーなイメージのチ・ジニさんが、ダメ男で、それも様になってて、イメージ崩壊😰。今のところムジンに全く魅力を感じませんが、これから彼が”素敵な男性”に見えるような展開になれば、脚本家に拍手を送りたいです😆
第3話 偉大なピョンツビーの秘密
翌日、ナム・テピョンは職場でミレに、彼女の父を蹴り倒したことを誤ったが、ミレは「いえ、スッキリした」と言い、昨日の件は決して口外しないように頼んだ。
エヨンは、 ”家賃をタダにする”というムジンの申し出を受け入れ、引っ越しを取りやめることにした。
ミレはムジンに「家賃で釣るんじゃなく、慰謝料を」と直談判に行ったが、彼は断った。彼の目的はエヨンとよりを戻すこと。
『クム・エヨンとヨリを戻すのに失敗した場合は、離婚の慰謝料として、エヨンに”家族ビラを譲渡する”。期間は4週間』とムジンは念書を書きサインした。ミレもサインし、法的な効力を持った。
半地下に住むドンジンは、ビラの火災の前日、元大家さんとムジンが一緒にいたことを思い出してからムジンを恐れていた。金物屋のチョンシクの店に、頑丈な鍵を買いにきたが、ムジンが現れたので急いで隠れた。
翌日、チョンシクが鍵を持ってきたが、代金はムジンが支払い、彼も一緒に来ていたので、ドンジンはパニックを起こした。 住人たちがカンナム・バーに集まり、ドンジンの話を聞いた。彼らも口々に、ムジンの怪しいところを見たと言い出し、”ムジンが放火犯”と結論づけた。
301号室のジョンインは初めて、302号室の新しい大家ムジンを見て、とても驚いた顔をした。
ムジンはヒョンジェと食事にいき、”エヨンがミレと同じスーパーで試食係をしていること、ミレは恋人も作らず仕事していること、家族は、またこの町で幸せになれると住民に証明したくて、引っ越さなかった” と聞いた。
ムジンはヒョンジェにクレカを渡し、デパートに行って高級果物を買い近所に配れと言った。息子は「父さん、ギャッツビーみたい、いや、ピョンツビーだ」と言った。
ムジンがビラに戻ってきた時、オ・ジェゴルから、金を使いすぎだと苦情の電話をうけた。彼は、ムジンがミレに書いた”念書”のことでも呆れていた。
ムジンは「またお前がカネをる増やすだろ?」と言った。それを301号室のジョンインが聞いていた。「黙ってるわ、私たちは他人だからね」とムジンに言った。「体は大丈夫か?」とムジンが聞いた。
ミレは会議の後、エレベーターを待っていた。ドアが開いた時、ナム・テピョンが「父さん」と大きな声で言った、その相手は社長だった。驚く2人と気まずいミレ、2人はミレをエレベーターに引き入れドアを閉めた。
退社時、テピョンがミレを待っていた。彼女は「食事をおごって」と言い、2人で食事に。説明しようとする彼に、「”親切な無関心”、私の座右の銘。今後、お互いのことは気にせず他人でいましょう」とミレは言い、彼も同意した。
ミレが組立式の食卓を買って家に戻ると、最新の家電の箱で溢れていた。ヒョンジェが父のクレカで買ったのだ。エヨンは息子に1つの残らず返品しろと命令していた。
Jスーパーの食品売り場にジンヒ(チュンシクの妻)が来て、試食品を売ってるエヨンに「ピョンさんがビラの放火犯なの?最初から知ってたんでしょ、急に引っ越しをやめて怪しい」と大声をあげた。そこにムジンがきて、外で話しましょうとジンヒの手を掴んだ。たくさんの人が集まってきた。
ミレが騒ぎに気づき、ムジンの手をジンヒから離し、ジンヒに「そんな男は知らない。営業妨害で捕まりたくなければ出て行って」とエヨンの肩をだいて売り場を離れた。
ミレとエヨンがビレに戻ると、別の住民からまた「ムジンが放火犯?」と聞かれ、エヨンは、あの人にそんな度胸があれば別れてない、とキレた。
横で見ていたムジンに、ミレは「これで満足?消えて」と言った。
翌日、ムジンは住人たちをカンナム・バーに集めて、「火事の前日、元大家に会って、家族ビラを売ってくれと説得してた。ここまでしてビラを買おうとした理由は、言わなくても分かるはず。放火犯か知りたけば俺にきけ」と言い、全員に酒を奢った。全員が歓声を上げる中、ジョンインだけが冷めた目をしていた。
ミレが会議中に、”大家”からメッセージが。
ミレがスマホを見えると、”消えないろうそく”の動画と、”悪いな、消えなくて”とのメッセーセージが、、。
感 想
ムジン、11年経ってお金持ちにはなったようですが、人間性は全く変わっていないようです。ミレに書いた念書、4週間でエヨンの気持ちを取り戻すのは不可能に思えますが、、。
お金があれば、息子にクレカを渡して高級電化商品を買う。それでエヨンが喜ぶとでも?お金を稼いでいるのは、オ・ジェゴルのようですし。
3話も、ピョン・ムジンに魅力を感じるところは1つもなかったです😰(辛口)。
ところで、ムジンとジョンインは以前に何か関係があったようですね、気になります。これが3話のタイトルの”秘密”に関係してるの?
警備員のナム・テピョンは、Jプラスの社長の息子なんですね。確かに、いいマンションに住んでましたね。
”親切な無関心”、なかなかいい言葉でした。
第4話 ピョン親子の戦争
エヨンはムジンが、「ここまで来るのに何をしてきたと思ってる」と言ったことで、ムジンを疑っていた。
ムジンがビレの住人たちはお酒を奢ってから、住民たちの態度が180度変わり、彼に親切になった。
税理士のオ・ジェゴルが、「お前を怪しむ人は誰もいないのか?」と聞くと、ムジンは「ああ」と言ったが、エヨンが疑っていることを知っていた。そして「元大家さんにはあの世で謝罪しないとな」とジェゴルに言った。
しかし、202号室のジョンヒョクはまだムジンを疑っていた。
ミレが町を歩くと、住民からムジンのことでなんやかやと話しかけられ、うんざり。
そんな彼女をナム・テピョンが見ていた。彼は自宅マンションから、ミレの近所の屋根裏部屋に引っ越したようだ。
ミレは気分転換にカラオケに行ったが休み。同じビルに”テコンドー教室”があり、偶然テピョンに会った。彼はテコンドーの師範で元オリンピック代表だった。ミレはそこで”板割り”をして、よい気分転換になった。
帰り道、ミレは酔い潰れて介抱されてる父を見た。
ミレがテピョンに「絶対負けたくない相手に勝つ用法は?」と聞くと、彼は「勝とうとしないこと、自分のペースを維持するんです」と助言してくれた。
翌日、ムジンは住人たちに「3ヶ月管理費を無料にする」と言い、住人は大喜び、しかしミレはその場でムジンに管理費を渡した。
ヒョンジェはミレに大学に送ってもらいながら、「両親によりを戻してほしい、僕は(まだ小学生だった)離婚には反対だったのに」と話した。
ミレは弟に「大学を卒業して就職しなさい、起業する才能はない」と言って、大学の前で下ろしたが、弟は大学に行かず、カフェを経営している先輩に会いに行った。
エヨンは偶然、オ・ジェゴルが電話で大声で「ムジンの後始末で頭が割れそうだが、やるしかない、大金を手にするため」と話しているのを聞いた。
彼女は彼を追ってムジンとの関係を聞き、「大金はどうやって得るの?彼に聞くわ」と言うと、彼は絶句した。
ムジンは、元大家の納骨堂に来ていた。
エヨンはムジンに電話したが出ない。暗い路地を歩いていて、誰かに襲われ携帯を落とした。
ムジンは、ヒョンジェの勧めでブランドのバッグを買い、エヨンに届けに行った。
その時 大型のトラックがビレの前に止まった。ミレが、102号室へと言った。彼女が買った4ドア冷蔵庫が運ばれてきたのだ。
しかしエヨンは家にいなかった。
ムジンがエヨンからの着信に気づいて電話すると、金物屋のチョンシクが出た。彼は、薬局の薄暗い路地でエヨンの携帯を拾ったと言った。ムジンとミレはすぐにエヨンを捜しに走った。
ミレの携帯に西大門警察署から電話があり、ミレとムジン、ヒョンジェが駆けつけた。
エヨンは無事だった。彼女は路地で、昔 半地下に住んでいた時の大家に襲われそうになり、悲鳴を上げた。たまたま近くにいたビラのセリとジンヒが声を聞きつけ助けにきて、3人でクズ男をボコボコにし、警察で事情聴取を受けていた。
警察を出たが、ミレは寄るところがあるとひとりで帰った。その後をムジンが歩いていた。
ミレは、高校生の時、離婚した母が働いていた食堂で、その男に言い寄られていてたことを思い出して、また苦い気持ちになった。
ムジンがミレに「お前はこれまで家族を守り支えてくれた。もう肩の荷を下ろせ」と言ったが、「父さんを反面教師にしてきた、終わりはない」と彼女は言った。ムジンは「安心しろ、お前は俺に1ミリも似てない」と言って去った。
エヨンと息子が家に戻ると、ミレが買った冷蔵庫とムジンの買ったブランドのバッグがあった。ミレに電話したが出ない。エヨンは、このままじゃダメだと思った。
ミレは公園の歩道橋の影にもたれて泣いた。テピョン来て声をかけたが、帰ってと言った。
雨が降ってきた。テピョンがピンクの傘を持って戻ってきて、屈んで、傘で彼女を隠した。ビラのチュンシクと妻が通りがかり傘をみて「キスしてるのか?」と言いながら去った。
「町じゅうに知れ渡るより、僕だけの方がいいでしょ」とテピョンはミレに言った。
ジョンインは部屋でワインを飲みながら、彼女とムジンが写っている写真を見ていた。
感 想
やはり、ムジンは元大家さんの死に関係していますね。
そして税理士のオ・ジェゴル、善人かと思ってたら彼も悪人。ムジン、今回はオ・ジェゴルに騙されているのかも、そうだとしても同情はできないですが。
また、彼は美容師のジョンインさんとも付き合っていたようですが、離婚した後なのか?
弟君は、離婚に反対だったようです。小学生の彼にも彼の気持ちがあったのに、当時は誰も聞いてもくれなかったようです。ところで彼は大学を辞めてしまったのでしょうか?
ムジン、エヨンと寄りを戻し、家族とまた一緒に暮らしたいなら、最低、真面目に仕事をする人になっていてほしかった、それなら、よりを戻すチャンスはあったと思うけど。
ムジンの出現でまたミレが苦しんでいるのが、かわいそう。エヨンさんは賢い人なので、ムジンに心が揺れたりしないと思いますが。
第5話 ミドルエイジ・クライシス
エヨンとムジンは、デキ婚だった。式はせず、写真だけ撮影した。
ジョンイン(301号室)は、ムジンが、タイで別れる時にくれたお金を返そうとしたが、彼は受け取らなかった。彼女は「子供は天国にいった」と彼に言った。
エヨンは、ミレの買った冷蔵庫も、ムジンの買ったバッグも返品した。ミレに、「ムジンと幼稚に競わないで」と言って、娘の機嫌を損ねてしまった。
エヨンはムジンの食事の誘いを受けた。
ムジンは、高級レストランでもてなしたが、エヨンから、「あなたのせいでミレが苦しむのを見たくない。あなたとよりを戻す気はない、我が家は3人家族、あなたの居場所はないわ」とはっきり断られ、ショックを受けた。
ミレは休日も仕事で呼び出された。帰り道で、テピョンは彼女を見かけて、夜道は危ないと送った。ミレは雨の日に彼が傘で自分を隠してくれた時から、彼が気になっていた。「もう優しくしないで、親切にされると気になる」と彼女は彼に言い、さっさと帰った。テピョンもミレが気になっていた。
エヨンが外でミレの帰りを待っていた時、ジョンインが酔っ払って道で倒れた。エヨンは彼女をおぶって部屋に運びソファに寝かせた。エヨンは”ジョンインとムジンが一緒に写っているの写真”を見つけて、大変なショックを、、、その写真を持って帰った。
それから、明らかにエレンの様子がおかしくなった。スーパーの仕事中も、家でも心ここに在らず。ミレとヒョンジュは、母を心配していた。
エヨン家族は、偶然、ジョンインと同じ日にビレに引っ越して来た。エヨンはジョンインが妊娠中だとすぐに分かった。ジョンインはよくお酒を飲み潰れていた。ある日、エヨンはわかめスープをもってジョンインの部屋をノックし、「あなたのせいじゃない」と慰めた。流産したのだ。ジョンインはエヨンの腕ではげしく泣いた。
エヨンはジョンインに真相を聞こうと、写真を持って美容院に行ったが聞けずに帰った。
束草の海女の工場長から、Jプラスの社長に「今後一切、Jプラスに納品しない」と怒りの電話があった。 ”海女トッポキ”担当のミレが、工場長を説得することに。テピョンが「工場長を昔からよく知ってる」とミレの車で一緒に向かった。
工場長はミレとテピョンと食事をした。彼女は、Jプラスが海女の広報をすると言いながら、売れなかったからと2年も約束を破ったことで怒り、取引中止を申し出たのだ。ミレは「必ず約束を守ります。私は仕事ができるから。ネットで広告して売り上げを伸ばす。約束が守れなかったら、会社を辞めて江原道で海女になる」と言った。工場長は笑って、ミレの心意気に機嫌を直した。
その後、ミレとテピョンは海岸を歩いた。ミレは海に来るのは初めてだった。
そこでムジンが海に向かって大声で叫んでいるのにでくわした。「なぜ戻ってきた、黙って永遠に消えればよかったのに」と。
ミレは彼に「戻ってきたのは間違い」と言うと、ムジンは「もしかしたら間に合うかのしれないと思った、ミレの肩の荷をおろしてやれるかと」と力なく言った。
ミレは大学に行っているはずの弟ヒョンジェを町で見かけて、彼を捕まえて問いただした。
大学を休学し、企業に成功した先輩にノウハウを学んでいると言った。授業料の800万ウォンは世話係やお酒に消えていた。怒ったミレに、弟は「父さんに投資してもらって起業する」と言った。
ミレはムジンに電話して2人で会うことにした。開店前のカンナム・ビアバーを借りた。
ムジンに「ヒョンジェが大学を辞めて起業する、何を吹き込んだの」と責めたが、彼は何も知らなかった。
ムジンは封筒を出した。例の念書と”ビラの所有権移転登記書類”が入っていた。
「約束どおりすぐ出ていく」とムジンは言ったが、ミレは「このままま消えるつもり?」と気に入らない。彼女は書類をくしゃくしゃにして、「ヒョンジュをなんとかして。親である以上、責任を持って育てて」と言い、出て行こうとした。
エヨンはムジンが、パンナム・ビアバーにいると聞いた。彼女はジョンインの美容院に行ったが店は閉まっていた。電話をかけようとしてポケットからスマホを出した時、例の写真を落とした。
ミレが店を出ようとした時、エヨンが店に近づいてきた。ミレは店のドアをロックして、ムジンと一緒に隠れた。念書のことがエヨンにバレたら大変だから。
その頃、ジョンインは店の前に落ちている例の写真を見つけた。
エヨンの姿が見えなくなって、まずムジンが店を出たが、隠れていたエヨンに見つかった。「店に誰といた?」と責められて、彼は彼女をおぶって店から離れた。
「ジョンインを妊娠させて逃げたクズって、ムジンだったの?」とエヨンは聞いた。
「エヨン、嫉妬か?」とムジンは喜び、答えずに帰ろうした。エヨンが彼の頭上で生卵を潰した、、、😰。
感 想
ミレとテピョンが、束草の海女の工場長に会いに行って、工場長を説得する場面がよかったです。ミレは仕事熱心、彼女の情熱が工場長に伝わりましたね。
エヨンは、ムジンとジョンインさんの写真を見てすごく動揺しました。
ジョンインさんを妊娠させて逃げたのは、本当にムジンなの?でしょうね、彼女は彼に「子供は天国に行った」と言ったから。エヨンとジョンインは、ビラで姉妹のように親しかったのに、、、複雑。
ミレもムジンに対して、突然現れて不愉快だけど、ビレを譲って消えると言われると、また逃げ出すのかと不愉快、彼女も複雑です。
第6話 そばにいたい あなた
エヨンは、ムジンからジョンインとの関係の答えを聞けずに、おちつかず家中の掃除をした。
写真を拾ったジョンインがエヨンの部屋に来て、ムジンとの関係について話した。
「ムジンは、妊娠させて逃げたクズ男ではない。タイにいた頃、ムジンが初めて出会った韓国人だった。韓国に帰るお金もなかった私に、ムジンが旅費をくれた。2人の写真を持っていたのは、それが唯一、妊娠してお腹に子供がいた時の写真だったから」と彼女は言った。
ヒョンジュは、ムジンの部屋に住んでいた。友達に会うから服を貸して、とクローゼットを開けた時、何か見つけたようだが、ムジンがすぐにきて、彼に一番高価な服を渡して、ごまかした。
オ・ジェゴルがムジンを迎えに来た。彼は、ムジンがエヨンが、大金を得た方法を話していないか気になっていた。「バレたよ」とムジンが言ったので、ドキッとした。
ムジンは、エヨンが試食品を売っている売り場にいて、クレイマーの客からエヨンを守った。
そして、彼女の帰りを待って、プレゼントを渡した。彼女が好きなお菓子、 胃腸薬、冷え性のための毛布と手袋と靴下、彼女のことをよく知っているからこそ渡せるプレゼントだった。
ミレはエヨンに「週末、タイに旅行しよう、航空券は買った。ヒョンジュの話もその時に。金曜日の出発」と一方的に言ったが。
翌日ミレは上司から、「海女のトッポキの販売が、今週末になった。競合店より先取りしろとの社長指示。金曜からの連休申請を取り消すように」と言われた。
ミレは連休申請を取り消さず、競合店にも負けない方法を思いつき「木曜日に販売しましょう!」と言った。
ミレは猛烈に仕事をした。同時に母とのタイ旅行のために、プランCまで考えていた。30時間も眠ってなかった。
テピョンは、駐車場の車の中で、バンドルにうつ伏せになっているミレを見て、必死で声をかけた。彼女は寝不足で眠っていたのだ。彼が運転して、ミレをビレまで送ってあげた。
翌日、テピョンは父から届いていたスーツをきて、祖父の法要が行われるお寺に行った。昨日のミレの「先延ばししても、最終的には未来の自分がやることになる」との言葉に刺激されから。
テピョンは親戚たちの前で「僕を呼んだのは死んだ父親、それともこの人」と今の父ナム・チヨルに言った。親戚たちがざわついた。
帰るテピョンをチヨルが追ってきた。テピョンは「これ以上何を望む?腹違いの弟の僕を戸籍に入れて息子として育てたから、今の座がある。この一家を出る、1人で生きていく」と言った。
エヨンは息子のヒョンジュから、「父と住む。実は大学を休学して1年、退学する。数日前、姉さんにもバレた。父さんのところに僕を送ったのも姉さんだ」と聞き驚いた。
彼女はショックでバッティングセンターでストレス発散。そこにムジンが来て、一緒に飲みに行った。
エヨンはまず、彼にどうやって稼いだのか?と聞いたが、彼はいつもの通りはっきりとは答えず、「真面目に生きてきた。だからヒョンジェは心配するな」と言った。
エヨンは酔っ払い「何一つまともにできない、私は母親として失格。ミレは早く大人になり、ヒョンジュは子供のまま。ミレがヒョンジュを大学に入れ、全部やってくれた」と泣いた。
一方ミレは、海女のトッポキの販売が、初日に売り上げ目標に達し、Jプラスの社員と飲み会に参加していた。ピョン主任の功績とミレは全員から拍手を受けた。
彼女が外に出たら、酔っ払ってライターを持ったテピョンがいた。ミレはこんな彼を見るのは初めてだった。
飲み会が終わり帰ろうとすると、階段の下で人が倒れたいた、テピョンだった。彼女は彼を抱き起こしたが、「俺は子供だ、家族も何もかも捨てたい」と言ってミレに寄りかかった。
エヨンは酔っ払い、家に帰らないと言い、目の前のラブホに向かって歩き出した。ムジンが彼女を抱えてホテルの明かりをつけると、、、目の前に、酔っ払ったテピョンを抱えたミレがいた、、、。
感 想
果たして、ミレとエヨンは翌日からタイ旅行に行けるのでしょうか???
エヨンは、ムジンがどうやって急にお金持ちになったのか知りたいですよね。答え次第ではよりを戻してもいいと思っているかも、でも彼は言いません。真面目に生きてきたと言いましたが、ホント?
ジョンインを妊娠させた相手がムジンでなかったように、何かあるように匂わせているだけで、ムジンが大金を得た理由は、怪しいことではなかったというオチかもしれませんね、、、。
ーー7話に続きますーー
コメント
こんばんは~
このドラマ見てます!
このドラマ…ガールズグループ&男性アイドルグループからの抜擢が多いように思います。
倒れたミレ(ソンナウン)を助けた警備の男性は、男性アイドルグループSHINeeのミンホ。
ミレ役のほぼほぼ主演のナウンは、ガールズグループのApinkの元メンバー。
ちなみに、先頃放映を終えたドラマ「Missナイト & Missデイ」主演のウンジは、Apinkの現役メンバー。
またドラマ「涙の女王」の主演のキムジウォンさんの秘書役を務めたユンボミもApinkの現役メンバーです。
3話以降も期待して行きましょう。
SHINee
なかなかなか様
いつもコメントと貴重な情報をありがとうございます。
はい、3話以降も期待していきましょう😊