『あなたに似た人』15話のあらすじと感想を書きます。
*ネタバレあり
14話のあらすじは以下でまとめています。
第15話 別れは愛より難しい
ヒョンソンの車から出てきたへウォンは「理事が見ていられないほど気の毒だったので慰めた」と言い「ヒジュさんは、家庭を捨てる覚悟もなく、欲望を満たし、先輩を捨てた。私もウジェ先輩も旦那さんもヒジュさんが壊した」と涙を流した。
翌朝、ヒジュがヒョンソンに昨日のことを尋ねると、夫は、イ弁護士の事故現場にウジェが現れたと言った。しかし、そこにへウォンも来たこと、イ弁護士とウジェは協力者で会う予定だったことは言わず、「酒が飲みたかったんだ」とだけ。「なぜへウォンと?」と聞かれ「君と一緒にしないでくれ」と激しく言った時、手術が終わったとの電話が入った。
病院理事長室。ミンソは、母のヨンサンとヒジュに「手術は成功したが、右半身が麻痺の状態、問題は言語能力の回復」と説明した。ヨンサンは「仕事ができないの?一生介護するつもり?」とミンソを問い詰めた。「彼の優しい口ぶりにすっかり騙され結婚した。キツイ母さんに褒めてもらいたくて医者になったのに」と、これまで母親から受けた数々の侮辱の言葉を吐き出し「母さんが私に威圧的だから夫も」と怒り出て行った。
ミンソは夫の病室にいた。ヒジュが来て「転落したとき私もいた」と経緯を話した。「ヒジュさんの浮気を疑い脅した末に転落した、と私の口から説明しろと?」「本当は手をつかめたんです」「そう?二人とも転落したでしょうね。夫しか救えない。私には仕事だと言って出たので、そう解釈しておく。これで話は終わり」とミンソは言った。
病院でドンミに会った。彼女は釣り場を売ったとヒジュに報告した。
夜、ヒジュはヒョンソンに、今まで苦しめたことを謝り「プロジェクトから抜ける、家族の方が大切」と話した。「そうしてくれ」と夫は言った。
翌日、ヒジュは、イ代表にプロジェクトを抜けると話し、ウジェに無理矢理キスされた映像(車で録画していた物)を見せた。「この件は公にはしないが、二度と起きないようにウジェを指導してほしい、こちらも今後問題にはしない」と代表に頼んだ。
リサの先生から、リサの体が傷だらけ、自分で傷つけているようだと連絡があった。数日学校を欠席していた。
リサは図書館で『嵐が丘』を読んだ。彼女はウジェを訪ね「(嵐が丘を)理解できない、あんなに苦しむのが愛なの?まだママと会ってるの?なぜ?」と聞いた。そこにヒジュから電話、迎えに来た。ウジェを見て驚いたが、無視してリサを連れて戻った。
アトリエで、ヒジュはリサに傷のことを問い詰めた。ヒースの丘の出来事を覚えていたリサは「だまされてあげたのに、まだあのおじさんと会ってるの?家族より大事なの?パパに知られたら?最低」と苦しんできたことを口に出した。衝撃を受けるヒジュ。
夜、リサとホスは義母の家に。ヒジュは、ヒョンソンに「リサが自傷行為をしている」と話した。「理由は?」に答えず「どんな顔でリサにあったらいいか分からない」と。
ソヌの病院にオクスがきた。病院を辞める彼に「身勝手なことは許さない。一人生き残り、幸せになったら息子が悔しがる」と泣き叫んだ。へウォンがきて「息子さんは、友だちが一生苦しむのを喜ぶでしょうか?」と言うと彼女は走って出て行った。
ソヌはへウォンに「おばさんの気が晴れるまで待つつもり。アメリカへはリハビリの研修を受けに行くが、今行くべきなのか迷っている」と打ち明けた。へウォンは「行って。昔自分にもチャンスがあったのに逃して後悔している」と話した。
へウォンは、ウジェに、イ弁護士の手術が終わったことを伝えた。離婚するように迫るウジェに「別れるのは、どちらかが死ぬ時と言ったはず、それが望み?」と言って出て行った。
その夜、へウォンは、大量の睡眠薬を飲み倒れた。ソヌが彼女を助けた。ウジェがソヌに連絡したのだ。その後ソヌはウジェのアトリエに行き「なぜあなたが駆けつけなかった。あなたはヘウォンさんにも姉にも有害な人物と分かった」と言って出て行った。
ウジェは、ギャラリーのイ代表からヒジュがコラボを辞退したことを知らされ、「成功したいなら、チャン先生から距離を置くように」と釘を刺された。
ヒョンソンは、公園でウジェがホスと遊んでいるのを見て驚愕した。ウジェは「毎晩寝かしつけ、ミルクをあげ、僕が育てた、理事は何を?」と挑発した。
母の家で目覚めたヘウォン。ジョンヨンはすごく心配していた、そしてソヌをいい人だと言った。
ジョンヨンは市場で、バラの花を見ているバーのマスターを見かけ、昔の記憶が蘇った。赤いバラの花束を持っていた人、土地詐欺に合わせたソヨンさんを見舞った病室にあった花束、ソヨンさんはマスターの奥さんだったのだ。彼女はその場から走り去った。
ヨンサンは、ヒョンソンに、ホスを海外留学させ、病院のために徹底的に自分が管理すると宣言した。それを聞いたヒジュは反対したが、夫は「ウジェが家の前の公園で堂々とホスと遊んでいた。常に監視するのは無理」と彼女の望みを拒絶した。
ソヌの勤務最後の日、へウォンがきて、先日助けてもらったお礼を言った。ソヌは「倒れているのを見て、頼むから死なないでと必死に走った。眠れない時には連絡を。気まずいですね、ただ力になりたいんです」と言った。ヘウォンは「気まずくないです、むしろ楽すぎて困るぐらい」と彼の言葉を受け入れた。
裁判所では、ジュヨンの親権について、へウォンが後見人として承認された。「最初から俺を利用し、俺の金を奪おうとしたんだ」と喚くイルソン、涙ぐむジョヨン。
病院。ヒジュは寝ているイ弁護士の指紋で彼の携帯のロックを解除した。そこにウジェが入ってきて、イ弁護士から、アイルランドでの事故、ヒョンソンが3年も入院させた本人であるとの録音を聞かせた。夫が来ると気が気ではないヒジュに構わず「ホスと3人で暮らそう、リサも来ていい。弁護士の携帯はヒジュさんが持っていったんだろ?」と言いたいことを言っていた。
ヒョンソンからの電話で、ウジェを追い出し、ヒジュは何気ない顔で夫に会い、二人でリサを迎えに行った。後ろ姿を見るウジェ。
イ代表は「ヒジュが抜けるならやめる」というウジェを説得したが、納得しない。それで彼に、例の動画を見せた。ウジェは「これは事実じゃない」と怒り狂い作品を壊した。
へウォンは、離婚を決め家の片付けをしていた。ヒジュがきて「恥を忍んで頼みたい、ウジェを止めて」と言ったが、へウォンは「先輩はヒジュさんへの気持ちを愛だと思っている。執着を断ち切るのはヒジュさんの役目」と断った。
へウォンはウジェに会い離婚協議書に署名した。「ヒジュさんがきて、先輩を止めてほしいと懇願された。まだ分からない?捨てられたの、完全に。もう憎くはない、哀れ。苦しいでしょ、つらいでしょ。因果応報ね」と言い、私が提出すると書類を持って出て行った。
ヒジュの家。リサは窓から、ヒジュがウジェの手を引き消えていくのを見た。
二人はヒジュのアトリエに。ウジェはヒジュを床に押し倒し首を絞めた。そして、、血ぶきが「家族の絵」に飛び散った。
感 想
へウォンは、睡眠薬を大量に飲み、病院に運ばれたことでリセットできたのかも。あれほど拒んでいた離婚協議書にサインして、ソヌの気持ちを受け止めた。ジュヨンの後見人という責任もある。過去から徐々に解放され、前を向いて進めるように願っています。
ヒジュには、もうウジェは恐怖だろう。リサがわかっていたことも、、。自分のことしか考えて来なかったツケが回ってきたような気がします。
ウジェにあるのは、ヒジュへの執着だけ。
最後の場面、怖いことが起きているようで、、後1話で終了ですね。
お読みいただきありがとうございました。
16話のあらすじは以下でまとめています。
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